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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★”鋳物の街”川口、洗練されている。

 
昨日は午前中、新宿で用事を済ませた後、帰りに川口駅(埼玉県川口市)に立ち寄った。川口といえば、映画「キューポラのある町街」(1962)の舞台で有名。鋳物(いもの)の街でキューポラ鉄の溶解炉)が多く見られた川口市を舞台とした青春ドラマ。主人公ジュン(吉永小百合)の周りで起こる貧困や親子問題、民族(部落問題)、友情、性など多くのエピソードを描いている。
 
その川口の駅を降りて驚かされるのは、都内に劣らず、駅周辺がモダンなこと。
駅から直結した「メディアセブン」というところに行くのが目的だった。
 
 
 
メディアセブンというのは、映画の無料上映(月4回)、無料のパソコン教室(エクセル、ワード、パワーポイント入門など)、専門的ノウハウを持った人向けのワークショップ、ビジネスやコミュニケーションの場を提供している複合的なサービスがある、地域に根ざした”学びの場”であり”コミュニケーションの場”。「初めての映像編集講座」というのもある。
 
 
12月の映画ラインアップには「山猫」「武器よさらば」などもある。
1月には、シェークスピア特集として、「リア王」「マクベス」「オセロ」「ヘンリィ五世」が上映される。いくつか覗いてみる予定。プロジェクターでDVDを再生するだけだが、自宅のテレビ(40インチ程度)で見るよりは見ごたえがあるだろう。
 
・・・
たまたま知ったが、”三丁目世代”(団塊の世代や1950年代生まれ)には懐かしい「ベーゴマ」を唯一製造している会社(従業員3人)が川口にある。最近、レトロブームに乗って、需要も増えているというのだ。
 
 
                          野球選手の名前が・・・。

     

小学校低学年の頃の遊びといえば「ベーゴマ」や「メンチ(埼玉県の言い方、一般的には「メンコ」)などだった。もちろん月光仮面ごっこも流行った。フラフープ、抱っこちゃん人形なども人気があった。
 

 
 ベーゴマ
 


「ベーゴマ」を紐(ひも)で巻いて、布を張った丸い桶の上で、何人かで回転させて、相手の駒を外に押し出したほうが勝ち。ひもの巻き方も慣れないとよくできない。こんな単純な遊びも当時は真剣だった。負けた相手は駒を没収されるからだ。
 
駒がなくなると「こまった」と言って駄菓子屋に「ベーゴマ」を買い足しに行くのだ。
のどかな時代だった。
 
 
 
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