きょう11月11日は1(シングル)が並んでいることから、中国では古くから「独身の日」(光棍節=シングル(独身)デー)と呼ばれおり、一大イベントとなっているようだ。欧米でも近年は「シングルデー」との呼び名で認知度を高めてきたという。
楽天やYahooショップのようなオンライン・ストアである中国のアリババにとってはこの日、一日だけで、昨年は140億ドル(約1.5兆円)売り上げたというから驚きだ。今年は220億ドル(約2.2兆円)に届く見込みという。
1.5兆円という額は、世界でも例がなく、アリババの中国のEC(電子商取引)サイトには数百万の店舗が出店し、利用者は4億4,000万人に達するという。
1.5兆円という額は、世界でも例がなく、アリババの中国のEC(電子商取引)サイトには数百万の店舗が出店し、利用者は4億4,000万人に達するという。
中国でショッピングは単なる取引ではなく、イベントといわれる。アリババは今年、スーパーボウルのプロデューサーとして有名なディヴィッド・ヒルを米国から招き、11月10日の夜から盛大なカウントダウンイベントを開催。イベントの目玉にはケイティ・ペリー(写真)が登場し、韓国や台湾のバンド、ドイツのサッカースターのトーマス・ミュラーも駆け付けるほど。”ジェームズ・ボンド”ダニエル・クレイグが登場した昨年のイベントの中国での視聴者は1億人を超えたという。
シングルデーというのは中国人消費者に新商品やブランドを紹介する大きな機会となっている。シングルデーに特化した商品を準備したり、ライブストリームでコンテストやテレビショーを行うブランドもあるという。
そういえば、Yahooさんも、トップページに「11月11日 いい買物の日」と宣伝していたな。
それにしてもオンラインショッピングが普及したものだ。
便利は便利だ。
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