fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール 河野悦子」第3話

             「地味に トル 派手にスゴイ!」ドラマ。
 
現在までのところ、今期ドラマ(10月期)で「地味にスゴイ!校閲ガール 河野悦子」が視聴率では、「ドクターX」の一人勝ちに、対抗する高視聴率ドラマとなっているようだ。
 
   覆面作家菅田将暉から「本の正直な感想を」と聞かれ「つまらなかった」と答えた悦子。
 
第3話も、脚本、セリフの面白さと、出演者の意外性、存在感で引き込まれた。
 
人気作家・四条真理恵(賀来千香子)の小説を校閲した悦子(石原さとみ)は、ある矛盾を指摘したことで四条から感謝される。しかし、その矛盾を指摘したのは悦子ではない。誰かがゲラに指摘の付箋を貼ったのだ。
 
悦子は、四条のファンであるために担当を外された米岡(和田正人)の仕業だと考えるが、彼ではなかった。そんな中、米岡と一緒に四条のイベントに出席した悦子は、そこでなぜか藤岩(江口のりこ)の姿を目撃する・・・。付箋の張本人は・・・。
 
・・・
第3話は、超地味な校閲部門のベテラン社員・藤岩(江口のりこ)がまさかの変身。
”テッパン”(鉄のパンツをはいた女)と揶揄されていた藤岩が、人気作家の”待ち会”(文芸賞の当選・落選の電話を待つ会)に招待されることになり、ファッションに詳しい悦子(石原さとみ)のアドバイスでファッショナブルな装いに変身することになった。
 
藤岩が、会社の普段着の服装で待ち会に参加するといいはる。
それは親から小さい時に言われた「おしゃれをするとバカになる」という言葉、教えからだった。ファッションに詳しい悦子から、待ち会に出席するのだから、着飾ってというと、実は東大卒で「外観を飾らなければならないほど、中身がなくはありませんから」というのだった。
 
悦子はさすがに、「おしゃれがバカ」と言われてカチンときて、後輩のいるファッション部門に乗り込み、衣裳や靴を借りることにしたのだった。
 
悦子が藤岩の衣裳選びと髪型の手入れをしていると、上司から(待ち会の時間がせまっており)「何しているの!」といわれると「マイ・フェア・レディ!」といい返す。
 
メイクの女性は藤岩のメイクをしながら「この肌で、50年、60年と持たさなければならない」という言葉も。待ち会に出席した、藤岩は人気作家・四条のデビューからのファンで、”本に恋するメガネザル”のペンネームで作家に手紙を送ったりしていたのだが、新作の校閲で、ひそかに附箋をつけたことから、作家に気に入られて、待ち会に招待されたのだった。
 
息抜きに訪れるおでん屋”おでん大将”で、悦子が「顔が気に入った男がいる」というと、大将は「男は顔じゃないぞ。ここだ」と胸をたたくしぐさ。「わかっているよ、外見じゃない。中身だといいたいんでしょ。外見も大事といいたかっただけ」と悦子。大将は「もうちわけごじゃいまちぇんでした」とおどける。
 
悦子は、陰で自分が「おしゃか」と言われていることを知り、同僚の女性から「それは、おしゃれでかわいい」という意味と聞かされていた。しかし、あとからわかったことだが、真の意味は「(校閲部という地味な仕事の人間が)おしゃれしても、かわいそう」ということだった。
 
覆面作家で、ファッションショーのバイトについた菅田将暉が、最新作品の感想について、悦子に感想を聞いた。悦子が、誰かれなく正直にいうからだった。
 
テニスをしながら、悦子から返っきた言葉はやはり!「つまらなかった」だった。
次回は、まだまだ様々な展開が予想され「空前のパニック・ドラマ・・・・・・ではないです」ということだが、しばらく目が離せない。
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。