きょうは岩崎龍三(1895.9.12-1965)という人の生誕121年だという。
岩崎龍三は「食品サンプル」を日本で初めて事業化した人とのこと。
オムレツの模型が完成した時の様子は、瀧三伝「蠟(ろう)の花」に記されているといい。こんな言葉が・・・。
瀧三:「すゞ、できた」
すゞ:「まあ・・・どっちが本物かわからんくらい・・・」
すゞ:「まあ・・・どっちが本物かわからんくらい・・・」
食堂やレストランなどで食品サンプルを見るたびによくできているな、本物そっくりだと思うことが多い。食品サンプルそのものは大正末期から昭和初期に日本で発明されいていたが、昭和7年、食材模型をはじめて目にした瀧三は、子どもの頃、ロウを水に落とし花のように咲かせる遊びに熱中したことを思い出し、それがロウで出来ていることを確信。
製品もまだあまり市場に出回っておらず、種類も少なかったことから、瀧三は食品サンプルの仕事を企業化し、日本全土に普及させることを決意したのだった。
試行錯誤を重ねて製造方法を編み出し、妻であるすゞの協力もあって、それまでに出回っていた料理模型などとは比べ物にならないほど迫力を持った模型を作り上げた。
外食産業をとりまく環境は大きく変化し、競争が激化する現在は、昔のように「味」や「珍しさ」だけで集客できる時代ではなくなった。 そこで[いわさき]では食品サンプルにとどまらず、様々な販促プランやツールを提案し、店の業種や業態に合わせた「繁盛の手伝い」をしているという。
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岩崎模型製造のHPより。
レストランなどの店の入り口前にサンプルが並んでいるが、いかにもうまそうなサンプルがあると、つい店に入りたくなることもある。
いろいろな分野でその道のプロフェッショナルがいる。
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