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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★きょうの「Googleトップページ」の写真は・・・。</span>


           きょうの「Google」の文字は食品サンプルだが・・・。

きょうの「Googleトップページ」の写真には、エビ天丼、そば、弁当、飲み物など様々な食品の写真がある。もちろんGoogleの文字になっている。

きょうは岩崎龍三(1895.9.12-1965)という人の生誕121年だという。
岩崎龍三は食品サンプル」を日本で初めて事業化した人とのこと。

1932年(昭和7年)、岩崎は大阪市北区に「食品模型岩崎製作所」を設立。当時出回り始めていた食品サンプルの事業化に初めて成功。第1号のサンプルはオムレツ。妻のつくったオムレツがモデルとなった。

オムレツの模型が完成した時の様子は、瀧三伝「蠟(ろう)の花」に記されているといい。こんな言葉が・・・。

瀧三:「すゞ、できた」
すゞ:「まあ・・・どっちが本物かわからんくらい・・・」
 
瀧三は、1955年、故郷の役に立ちたいと郡上八幡に岐阜工場を建設。1963年、岩崎模型製造株式会社に社名変更。2013年現在、いわさきグループ国内シェアは約70%という。

食堂やレストランなどで食品サンプルを見るたびによくできているな、本物そっくりだと思うことが多い。食品サンプルそのものは大正末期から昭和初期に日本で発明されいていたが、昭和7年、食材模型をはじめて目にした瀧三は、子どもの頃、ロウを水に落とし花のように咲かせる遊びに熱中したことを思い出し、それがロウで出来ていることを確信。

製品もまだあまり市場に出回っておらず、種類も少なかったことから、瀧三は食品サンプルの仕事を企業化し、日本全土に普及させることを決意したのだった。

試行錯誤を重ねて製造方法を編み出し、妻であるすゞの協力もあって、それまでに出回っていた料理模型などとは比べ物にならないほど迫力を持った模型を作り上げた。

外食産業をとりまく環境は大きく変化し、競争が激化する現在は、昔のように「味」や「珍しさ」だけで集客できる時代ではなくなった。 そこで[いわさき]では食品サンプルにとどまらず、様々な販促プランやツールを提案し、店の業種や業態に合わせた「繁盛の手伝い」をしているという。

・・・

                岩崎模型製造のHPより。

レストランなどの店の入り口前にサンプルが並んでいるが、いかにもうまそうなサンプルがあると、つい店に入りたくなることもある。

いろいろな分野でその道のプロフェッショナルがいる。


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