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<span itemprop="headline">俳優:マーロン・ブランド「LISTEN TO ME MARLON」DVD+BDリリース(来年1月)。</span>







一部では、20世紀最大の俳優とも言われるマーロン・ブランド(1923年4月3日~
2004年7月1日)は、生涯に渡って反抗的人生を送ったようだ。小学校時代、父の仕事の関係で転居が多く学校嫌いになり、
12歳の中学入学の頃には、その反抗的行動はすでにピークだったという。

1942年に、父親は試練のためにシャタック・ミリタリー・アカデミー(陸軍士官学校)に送り込むが、不行跡のため退行。その後、ふたりの姉を追ってニューヨークに出て、俳優を目指す。グリニッチ・ビレッジの「ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ」のドラマ・ワークショップで学ぶ。1944年に、ニューヨークの舞台デビュー。
「ママの思い出」「双頭の鷲」を経てエリア・カザン演出の舞台「欲望という名の電車」(1948)でクリーン・ヒットを飛ばす。

映画デビューはフレッド・ジンネマン監督の「The Men」(1950)で、ついで、カザン監督の「欲望という名の電車」(1951)「革命児サパタ」(1952)「乱暴者(あばれもの)」(1953)と続き「波止場」(1954)ではアカデミー賞主演男優賞受賞し、人気は頂点に達した。1950年代後半には、アメリカ最大のスターの座を獲得した。


                    「欲望という名の電車

「波止場」

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1961年の「戦艦バウンティ」の制作途中でトラブルを起こし、映画は大赤字となり、トラブル・メーカーとして映画界の評価は暴落。その後の10年間は、「あの人はいま」状態の過去の人になったが、「ゴッドファーザー」 (1972)と「ラストタンゴ・イン・パリ」(1973)の話題で、再びトップの座に返り咲き、数十億円(現在に換算すれば数百億円)の資産を得た。


                     「ゴッドファーザー

ラストタンゴ・イン・パリ」                  

その後は、あまり目立った映画出演作はなかった。それはブランドが法外なギャラを要求したためとみられる。「スーパーマン」「地獄の黙示録」などは出演は僅かな時間だったが、出演料は莫大だった。


                            「地獄の黙示録
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LISTEN TO ME MARLON マーロン・ブランドの肉声」は、2015年サンダンス映画祭正式出品作品で、演技や人生について独白した300時間の録音テープを残しており、没後10年追悼制作されたドキュメンターである。

約40本もの映画の名場面とプライベート映像が含まれている。

2016年1月27日に、ブルーレイ+DVDセットでリリースされる。
2枚組で3,990円+税。本編:102分/画面サイズ:16:9/音声:英語、日本語字幕。

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