fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★劇場の椅子に「8時間」以上座る。「ソロモンの偽証」は激震・衝撃映画!</span>



「第87回アカデミー賞」授賞式の同時中継(ライブ)に参加した。
5時間30分,椅子に座って見た。その間,食事も取らず・・・だったが、実際に参加したような気分に浸ることができた。

受賞者のスピーチや、サプライズゲストなどで、感動的なシーンが多かった。


              「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーを歌うガガ

レディ・ガガといえば奇抜な衣装やメイクなどで注目されてきたが、今回は、名作
サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーを歌い上げた。そこに、ジュリー・アンドリュースが登場してハグするシーンも良かった。司会者も、エンターテイナーぶりで沸かせた。

欧米人と日本人の違いだが、スピーチで必ず家族(妻・夫・娘・息子・両親・祖母・祖父など)に言及し、「すばらしい妻(夫が)・・・」「愛している」という。日本のように、謙遜して、愚妻が・・・はない(笑)。

アカデミー賞作品賞は、本命(「6才のボクが、大人になるまで」)でなく、対抗馬と見ていた「バードマン あるいは(無知がもたらす奇跡」)が獲得。連動して監督賞も受賞する結果となった。波乱は、主演男優賞。「バードマン」のマイケル・キートンではなく、エディ・レッドメイン(「博士と彼女のセオリー」)が受賞した。

あとは予想通りだった。

夜は、映画完成披露試写会に参加した。
驚いたことに、5,000人の大ホールの座席が残ることなく埋まっていた。
映画は「ソロモンの偽証」(前編:事件)。冒頭で、監督、キャストなど16人がこの映画への意気込みを語っていた。中学生役は、10,000人のオーディションから選ばれた。



映画を見て、震えた。
告白」(2010)以来の衝撃!。
今年一番の話題作になることは間違いないだろう。
「前編:事件」を見させて、最後に「続編:裁判」の予告編を見させる演出。
いやでも、「裁判の結果」が見たくなる。

すごい新人女優が登場した。
この映画の主演にして、役柄と同じ名前でデビューした藤野涼子だ。
数年後には、「涼子クラブ」?(というのがあるとすれば)(米倉涼子篠原涼子広末涼子)、同じレベルになるだろう。

ヒミズ」などの二階堂ふみにも勝るとも劣らない、映画のなかでの、”成長・進化”ぶり。ちょっと見は蒼井優のよう。

原作は、宮部氏が作家生活25年の集大成として構想15年執筆に9年をかけて完成させた同名作。クリスマスの朝、中学校の校庭で14歳の少年が遺体となって発見されたことをきっかけに、学校内に眠るさまざまな悪意が目覚め始める。


主人公を演じる14歳の新人女優は、役名である“藤野涼子”名義でスクリーンデビューを飾る。「 ソロモンの偽証」とは・・・。