今日の夕方のニュース番組を見ていたら、「若者の○○離れ」の中に「洋画離れ」があるという。ところが、ツイッター(SNS)で、”ある洋画”が面白いというつぶやきによって、若者が映画館に殺到しているというのだ。
その映画は、当初、3館限定の公開だったが、ツイッター効果で、10倍の30館に上映を拡大して、対応しているという。
その映画は「あと1センチの恋」(原題:LOVE, ROSIE)という映画。
夕方の報道ニュース
驚いたのは、ツイッターの威力だけではなく、むしろ、この映画で初めて「字幕の洋画」を見た、というコメントがあったという事実。
DVDや劇場公開の映画では、オリジナル(言語)で字幕付きと、「吹き替え版」の同時公開というケースが増えている。DVDなどでは、かつての「テレビの洋画劇場」と同じに吹替えを見ている若者が多いようなのだ。
俳優のオリジナルの声、雰囲気を知るためには、fpdも字幕がいいと思う”字幕派”の一人だが、字幕が面倒という層も中にはいるようだ。それも一理はある。画面に集中したいということのようだ。
確かに、かつては字幕が右側にタテにあったり、下に2行あったりで、また画面の背景が文字の色と重なって見にくかったりということがあった。しかし、最近では、字幕も大きな字で、字数が少なくなり、見やすくなっている。
何はともあれ、ツイッターでのつぶやきでも、多くの人が劇場に足を運ぶのはいいことだ。
一方で、若者の洋画離れだけでなく、料金が高いからという事実もある。
☆台湾 :750円
☆日本 :1800円 (前売り券、ディスカウント:1,300円)
☆日本 :1800円 (前売り券、ディスカウント:1,300円)
※ロードショーの実際の入場料金単価は1,300円ということらしいが、あらかじめ設定された料金自体に割高感があり、映画は高い、という印象を与えているのではないか。基本料金を1,200円くらいに設定して、海外のように平均で800円くらいで見られるようにして、客数を増やしたほうがいいような気がする。
物価高騰の中、節約されるのは、食費などよりも、まず娯楽費。
そんな中で、一般料金1,800円では、客足は減ることになるだろう。
観る映画を厳選せざるを得ない。
物価高騰の中、節約されるのは、食費などよりも、まず娯楽費。
そんな中で、一般料金1,800円では、客足は減ることになるだろう。
観る映画を厳選せざるを得ない。
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