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<span itemprop="headline">★「公衆電話」の運命やいかに・・・。</span>

携帯電話、スマートフォンの普及で、公衆電話の設置数が少なくなっている。
だいいち、テレホン・カードも持っていない。
 
今日さいたま新都心のショッピングセンターに行ったが、横のタクシー乗り場の公衆電話も3台あったのが、2台はずされていた。
 

 
公衆電話の設置台数が減少していることは容易に想像がつくが、総務省が設置台数の推移をグラフで発表していた。
 
総務省が、今年7月15日、2014年版の【情報通信白書】を公開した。今回はその掲載データの中から、携帯電話に押される形で数を減らしつつある公衆電話の台数の変移についてグラフを見てみると・・・。

「公衆電話」は言葉通り「公衆」の「電話」。
誰もが有料で利用できるインフラとして提供されてきた。また最近では公共の場にまとまった形で配置され、身近な情報交換手段として用意されている(役場や医療機関などの公的機関ではよく見かける)。他には緊急時に救急車や警察を呼ぶための拠点としての意味合いもある。

しかし「いつでもどこでも電話が使える」公衆電話の役割は、携帯電話の普及と共にその立場を奪われる形となり、需要・利用率も漸減。利用率の低下は売上の低下につながり、採算が合わなくなっているようだ。
 
結果として設置台数も減らされつつある。また、1999年に変造テレホンカード対策として登場したICカード型の公衆電話も、公衆電話そのものの利用率の低下でICカードの普及も進まず、結局2006年3月末で廃止された。

2014年3月末時点における日本国内の公衆電話総数は19万5514台。去年の21万
448台からさらに約1.5万台・7.1%の減少である。

 
http://www.garbagenews.com/img14/gn-20140824-01.gif
↑ NTT東・西日本における公衆電話設置構成比推移(-2014年3月末)
公衆電話は、今後携帯電話の普及率がさらに上昇し、幅広い世代に浸透するにつれ、その必要性がますます低くなり、採算性の問題もあり、台数が減っていくことになるだろう。

 
電話を発明したグラハム・ベルさんも「俺がせっかく発明してやったのに、100年そこそこしか使わなかったのか」と言っているかもしれない。写真は、1876年に電話の実験をするグラハム・ベル(Alexander Graham Bell 、1847年3月3日 - 1922年8月2日)
 
もっとも、ポケット・ベル(ポケベル)の命も短かったな。
 
 
 
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