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<span itemprop="headline">「第3回 新作映画イッキに見せます!in 東京国際映画祭」に参加。</span>


 
年末から来年公開される外国映画の予告編を50本以上(54本)をイッキに見せるというイベントに幸運にもきょう、参加することができた。会場はTOHOシネマズ日本橋 スクリーン7
 

現在開催中の「
第27回東京国際映画祭」(10月23日~31日)の一環として、”世界14大国際映画祭”としては東京映画祭が唯一企画しているという「新作映画イッキに見せます」は今年で3回目という。
 
司会の中山秀征もしゃべっていたが、「予告編のクオリティも高くなっており、本編より面白い、ということにならないか心配」と笑っていた。そうなのだ。予告編というのは、映画の中でもみどころとなるシーンを見せてくれるケースが多く、いいところどりという面がある。予告編を見て、映画本編を見たら、予告編では面白そうだったのに・・・ということもたまにある。
 
映画予告編の紹介とともにトークショーということで、ゲストとして、ナビゲーター(進行)役の岡本あずさ(写真)のほか、栗原類、ユニークな映画紹介で人気の赤ペン瀧川先生、さらに人気予備校講師・林修が参加した。
 
それぞれが、予告編や映画全般に対する思い入れなどを語っていた。
林修は、テレビと同じスタイルで、映画の中のキーワードを取り上げて、その言葉の由来など、本来の映画評とは違った切り口で、映画の一つの見方を紹介。たとえば「甲子園」「歌舞伎町」などの名前の由来などを解説していた。「ヘェー」と思うことが多かったが、林修によると、くどいように長々とうんちくを語るのは、まず女性からは嫌われ、友人からも嫌われ、「友人は減っていきます」と、笑わせていた。
 
確かに、これだけ知っていると、うんちくを自慢したりするのは、敬遠されることは間違いないようだ。 
 
それはさておき、「新作紹介」も、単に映画を順番に紹介するだけでなく、色々と工夫が凝らされていた。特に約50本の映画も、カテゴリーごとに分類して紹介していた。
 
まずは、映画で大きな役割を果たす「音楽」関連映画。
ここでは、ミュージカル「アニー」などがあった。レイ・チャールズを描いた「レイ」アカデミー賞主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスキャメロン・ディアス、アニー役の子役・クヮヴェンジャネ・ウォレスが人気になりそうだ。邦画の「エストロ!」も感動を呼びそうだ。
 
 
 
このほか「映画が人生に教えるもの(ドラマ)」「ラブストーリー」「ミステリー」などの分野の映画がそれぞれ数本づつ紹介された。予告編を見るだけで、かなり見たくなる映画が多かった。
 
野球映画も3本の予告編があった。
日本の統治時代の台湾の野球「KANO」のほか「アゲイン 28年目の甲子園」「バンクーバーの朝日」だ。ちょっとした野球映画ブームの到来かも。
 
 
赤ペン先生は、「ジョニー・デップが、顔が白塗りでない映画である”チャーリー・モルデカイ”は、面白そうだ」と語っていた。
 
 
今回の予告編ではなかったが、12月公開のデヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」を既に見ているといい、この映画は凄すぎるという。たった5人でドイツ軍に挑んだアメリカ兵の「ヒューリー」も話題になりそうだ。
 
 
邦画では、能年玲奈主演の「海月姫(くらげひめ)」は、”あまちゃん”から脱皮しているか注目。人情ドラマっぽい深夜食堂」はどうか。
 
 
 
 
 
イベントに先立って、東宝岡田裕介社長の挨拶があり、映画館の予告前に必ず登場する映画盗撮防止キャンペーンCM「NO MORE 映画泥棒」のキャラクター、カメラ男とパトランプ男の実物が登場して、違法撮影するポーズを見せた。映画泥棒の最新バージョンも紹介された。
 

 
突如現れたカメラ男はクネクネとダンスを踊りながら場内を平然と“盗撮”。
駆け付けたパトランプ男によってあえなく御用。ポップコーン男とジュース男という新キャラクターが登場する新たな映像が上映されると、カメラ男は満足したのか、抵抗することなくパトランプ男に連行されていった。
 
このイベントでは、ハリウッドメジャーや日本の大手映画会社、単館系アート作品の配給会社など約20社が参加。GAGA依田巽社長の顔も見えた。このほか、プレス(映画関連記者など)が約20人、映画興行関係者など映画関係者の多くが参加、
fpdのような一般参加は約200名程度だったようだ。
 
初めての試みとして、携帯、スマートフォン連動による、参加者の感想のツイッターも受け付けていた。映画について、観客参加型のトークセッション、人気予備校講師・林修先生による特別講義も面白かった。
 
映画が大好きという栗原類は、「薄氷の殺人」(2015年1月10日公開)に注目。
「昔のフィルム・ノワールをオマージュしたような暗い感じのカメラワークや撮り方が印象的」と映画を紹介。赤ペン先生は予告編だけでキャッチコピーを作ってほしいというむちゃぶりに応え、「西遊記~はじまりのはじまり~」(11月21日公開)では「チャウ・シンチー いつものやつ」などとキャッチコピーをつけて笑いを誘っていた。
 
・・・
朝10:30分開場ということで、10時には会場にいて並んでいたのだが、係は10:
30になっても、「遅れます。お待ちください」の案内もなく、たって並んでいる一般入場者は置き去り。
 
先頭に並んでいた男性は「並んでいる人の中には、足の悪い人もいる。順番の番号を配るなどしたらどうか」と係に促していた。fpdも電車で40分以上立ってきて、また会場で40-50分も立たされて、やや対応に不満を覚えていたので、「よく言ってくれた」と思った。
 
しかし、ようやくスクリーンの座席につくと、一般入場者には「お土産袋」が用意されており、先ほどの不満は解消。お土産まであるとは、なかなか気が利く・・・と思ったのだった。
 

                記念品プレゼントをゲット。
 
袋の中身は、「アナの雪の女王」のCD、「東京国際映画祭」のオープニングを飾った映画「ベイマックス」のキーホルダー、「映画泥棒」の絵柄の入ったボールペンなどの記念品が入っていた。
 
一足先に、来年公開の映画のエッセンスを大画面で見られたし、記念品ももらって満足のfpdだった。
 
なお、きょうの「イッキに見せます」は、スカパー!で10月29日午後3時に放送する予定という。スカパー!加入者(ジーナさんも)は見られる。
 
 
 
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