オードリー・ヘップバーンの名作「暗くなるまで待って」(1967)にリメイク作品があることも知らなかった「新・暗くなるまで待って」(原題:Lost in the Dark/Enemy
Within, 2007)を見た。
設定が似ているというだけで、似て非なる作品。
出演者も無名の俳優・女優で、別の作品としてみたほうがいいようだ。
舞台は米国メイン州の山岳地帯。
山荘で恋人の帰りを待つエイミーは不審な人の気配を感じる。
しかし彼女は視力を失っていて、それを確かめる術はなかった。
潜んでいたのは看守を殺し、護送車から逃げた脱走犯。
脱走したのは6人だったが、3人は逮捕されて、またひとりと捕まったが、逃げているのは、殺人犯の兄弟だった。
エイミーは何とか外部と連絡を取るが、巡回に訪れた警官は殺されてしまう・・・。
オリジナル作品では、オードリー・ヘップバーンの魅力が大きく、「新・暗くなるまで待って」の主役は、ちょっと太めの高校生では、厳しい。
携帯電話が登場するが、眼が不自由な人にとっては携帯電話は必需品のはず。
オリジナル作品では、オードリー・ヘップバーンの魅力が大きく、「新・暗くなるまで待って」の主役は、ちょっと太めの高校生では、厳しい。
携帯電話が登場するが、眼が不自由な人にとっては携帯電話は必需品のはず。
しかし、通話が終わるとバッグにしまって、かかってきたら毎回手さぐりで探すというのは・・・。
・・・
クライマックスで、電気が消えて、逃亡者たちも同じ条件となるが、外からの窓明かりもあり、薄暗いといっても、まったく見えない状況ではない(映画なのでまったく真っ暗にはできないからか)というのが不自然。
英語の副題に「敵は味方の中にいる」というのが映画を見るとわかる。
そのあたりがはらはらさせる展開だった。夏の”恐怖祭り”の一つとしてみるのであれば、いいかもしれない。
Gyaoで配信中で、タイトルにひかれてみたが・・・。
★★
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:
ついでにクリック・ポン♪。