仕事関連の知り合いが、「ピーマンがいる。ピーマンが・・・」と話していたので、
「なに、それ? 頭が空っぽの人のこと?」と真顔で聞いてしまったfpd。
駐車監視員のことを通称「ピーマン」と呼ぶらしいのだ。
駐車監視員というのは、決められた有料駐車場(パーキング)以外に駐車している車をチェックする人たちのこと。
駐車監視員の緑色の制服がピーマンの色に似ていることと、“駐車”を意味する
Parkingの頭文字“P”を掛けたもののようだが、うまい表現だ。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fpd/20190310/20190310174722.jpg)
違法駐車などを見つけると、たいてい二人でコンビを組んでいるピーマンが、ひとりはデジカメで、車の中、車の外観、前から後ろから、パチパチと撮影し、違法駐車の証拠写真を撮影。もう一人のピーマンは、タフブック(屋外用パソコン)でデータを入力し、その証拠資料を持ち主にあとで送りつけるようだ。
法律とは言え、運送会社などは荷物の積み下ろしの僅かな時間に「放置駐車」ととられたら、運送業者はたまったものではない。クリーニング業者、納品業者などもお構いなしに、運転手がいない間に”絶妙のタイミング”でよく現われるものと感心する。
・・・
われわれも、車で表に出て、時間制の駐車パーキングがあれば、300円なりを払って、食堂などで昼飯を食べるのだが、通りに面して、パーキング場がない場合は、食堂の窓側の車が見える位置に座って、ピーマンが来ていないか、「ピーマンを”監視”する」のである。
ただ、写真をパチパチとっている間に、運転手が戻ると、さっと引いていく。
撮った写真は、想像だが、これだけ仕事をしましたという「チェック件数」にカウントされるのだろう。駐車監視員の多くは、民間の委託会社で、多くは、定年退職者などではないか。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fpd/20190310/20190310174727.png)
ピーマンも、運転手の嫌われ者に例えられるとはかわいそうだ(笑)。そもそも、ピーマンは、唐辛子系の野菜で、名称はフランス語の「ピマン(唐辛子)」から来ているという。ピーマンがかわいそうなので、ピーマンの名誉のために、いいところを紹介すると、免疫力を高める野菜として、高血圧・動脈硬化の予防や疲労回復の効果があるという。
ビタミンCは、なんとトマトの4倍で、美肌や風邪予防の効果がある健康野菜。
そのほか、鉄分やカルシウムも豊富で、夏バテをや糖尿病を防ぎ視力の回復に良いというのだから、いいことづくめ。
今晩は、肉入り、ピーマン&野菜炒めを食べることにする。
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