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<span itemprop="headline">映画「Godzilla ゴジラ」(2014)・・・巨大モンスター”再び”。</span>

 

 

 
鳴り物入りで日本に登場した「Godzilla ゴジラ」を公開4日目のきょう、見てきた。製作費は160億円。興収は製作費の3倍稼げれば上等といわれているがすでに、日本を除いて400億円以上稼いでおり、元は取っているようだ。日本でも100億円程度は行きそうだ。
 
比較的新しい映画製作会社(2005年設立)のLegendary Picturesの製作で、配給はワーナー・ブラザース東宝
 
シネコンのMovixさいたまでは、「字幕」「吹き替え」「3D吹き替え」版があり、字幕版では、平日の昼ということもあり、観客はまばら。子供向け夏休み映画が「アンパンマン」「ポケモン」「思い出のマーニー」「マレフィセント」「プレーンズ2」などアニメ映画が目白押しで、そちらがにぎわっていた。
 
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Godzilla ゴジラ」だが、人類の生存を脅かし、複数登場する”ムートー”とよばれるカマキリのような形の巨大生物が登場し、ゴジラが戦いを挑む。ゴジラが正義のヒーロー、救世主のような描き方だった。
 
ムートーやゴジラの巨大さが大画面に炸裂する迫力は、現代の最先端の映像技術の驚異を観客の目に焼き付ける。
 

 
新生ゴジラは、体長100メートル超という過去最大級の大きさ。
ごつごつしてとがった背びれが、海面ではまるで”山脈”のようだ。
都市を破壊するスペクタクルな映像は驚き。
 

             親子を演じるブライアン・クランストン(左)とアーロン・テイラー=ジョンソン
  
物語:
1999年に日本の原子力発電所で謎の振動により放射能事故が起きる。
そして15年後、原子力の事故で妻を失った科学者ジョー(ブライアン・クランストン)は、原子力事故の謎に取りつかれ立ち入り禁止区域に入り捕えられてしまう。そんな父を追って日本に来た米海軍の息子ジョー(アーロン・テイラー=ジョンソン)。二人は研修施設へ連行されると、そこには巨大な怪獣の繭(まゆ)があり・・・(HPより)。
 

                             提督役のデヴィッド・ストラザーン(右)と渡辺謙
 
怪獣映画は好みでなく「Godzilla ゴジラ」も睡魔に襲われながらみたが、多分に夏バテ疲れのせいだったかもしれない。映画そのものは、手抜きはなくしっかりと作られているが、編集・時間上の制限上、広島の原爆のことや、東宝ゴジラ」出演の宝田明のシーンなどがカットされたようだ。

芹沢博士(渡辺謙)の父親の形見の時計が、1945年8月6日で止まったままというシーンがあり、それを提督に見せると「広島か」の一言があった。
 
反核映画としても知られたオリジナルの「ゴジラ」というよりも、巨大生物や自然から見ると人間の小ささや、エンタテイメントとしての人気巨大モンスターをリアルに再現したようだ。
 
出演者では、エンド・クレジットの三番目に並ぶ渡辺謙(ドクター芹沢)が堂々としていて、今回の「Godzilla ゴジラ」の続編への出演も決まっているようだ。
 
デヴィッド・ストラザーン(「L.A.コンフィデンシャル」「グッドナイト・グッドラック」)が重厚な演技を見せるほか、フランス人女優・ジュリエット・ビノシュ(「イングリッシュ・ペイシェント」)などが印象に残る。

次世代スターといわれる「キック・アス」のアーロン・テイラー=ジョンソン、「オールド・ボーイ」のエリザベス・オルセンなどがゴジラに翻弄される若いカップルを演じている。
 

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Legendary Picturesの映画としては、「バットマン・ビギンズ」「スーパーマン・リターンズ」「ダークナイト」「マン・オブ・スティール」などがあり、ヒットした作品のリブート(再生・新生)作品が多いようだ。
 
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