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<span itemprop="headline">ドラマ:「若者たち 2014」(第1話)</span>


 
フジテレビ系連続ドラマ「若者たち 2014」を見た。
久しぶりに気合が入ったドラマだった。豪華キャストで、機関銃のようなセリフの応酬がおもしろい。
 
ジテレビ開局55周年記念ドラマとして製作され、同局の人気シリーズ「北の国から」の演出家・杉田成道氏(70)らが演出を担当。主題歌は森山直太朗(37)が担当。主題歌が、森山の独特の声で、懐かしさがよみがえる。


 
1966年に放送された人気ドラマ「若者たち」の現代版。
ディスカッション・ドラマの草分けともいわれる前作をベースに、孤独や格差など今の社会を反映させつつ、早くに両親を亡くした妻夫木聡(33)、瑛太(31)、満島ひかり(28)、柄本佑(たすく、27)、野村周平(20)演じる佐藤家5人きょうだいを中心に、彼らに深く関わる蒼井優(28)、長澤まさみ(27)、橋本愛(18)、吉岡秀隆(43)らが織りなす青春群像劇。
 

 
20代のもっとも実力がある女優といわれる満島ひかり蒼井優長澤まさみが共演するというだけでも、力の入れようがわかる。さらにクールな役が多い橋本愛が、これに加わっている。男優陣も、妻夫木聡瑛太柄本佑という豪華俳優が共演、贅沢なドラマといえる。
 

 
 
初回は、30分拡大で放送されたが、5人兄弟だが4人が、それぞれ問題を抱えていることが明かされ、最後にもう一人が、刑期を終えて、出てきたところで終わった。
 
長男の旭(妻夫木聡)は早くに両親を亡くし、高校を中退して工事現場で働きながら、親代わりとして弟妹たちを養ってきた。
 

 
長女のひかり(満島ひかり)は大学病院の新生児集中治療室(NICU)で看護師として勤務し、熱心に仕事に取り組んでいた。兄から見合い話を勧められるが断っていた。秘められた恋人がいたためだ。しかも相手が妻子持ちだったことがわかり、旭は、その相手が旧知の医師であることから、その相手のところに乗りこんでいく。
 

 
三男の陽(柄本佑)は大学で勉強よりも芝居に打ち込み、事情により高校を中退した四男の旦(野村旦)は高校卒業の資格「高校認定」を取るために予備校に通う日々を送る。
 
4人のほかに次男の暁(瑛太)もいるが、ある事情により家を離れていた。
そんな中、旭は交際中の弁当店の看板娘・梓(蒼井優)から妊娠を告げられて・・・という展開だった。
 
旭と梓は、熱心なプロレスファンで、時々試合を見に行っていたのだが、梓が、実は夜はキャバクラで働いていることを知り、梓とけんかとなるが、梓には病の父親と借金があり、その返済のため、仕方なく、夜の仕事をしていたのだが、生まれてくる子供をどうするかに関して、旭は言ってはいけない暴言を吐いてしまう。
 
兄弟たちの知るところとなり、後悔の念に駆られた旭は、自身に対する怒りもあって、発作的にリングにあがることになったのだが・・・。
 
兄弟の長男として、弟・妹たちには、親のような接し方で来たのだが、弟たちからすれば、縛られているようで反発心が強かった。
 
初回視聴率が12・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

第2話では、不在だった次男が戻り、新たな展開となり、面白くなりそうだ。
 
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