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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ: ”最後から二番目”が気になる・・・(「続・最後から二番目の恋」)。</span>


 
 
ドラマ「続・最後から二番目の恋」(勝手に略して「続・最二恋」)のキャッチフレーズ:
 
主人公の2人は足して100歳!!
春の鎌倉を舞台に、心のどこかに寂しさと不安を抱えながらも
懸命に生きている大人たちの青春が再び繰り広げられる!!
 

 
全10話(たぶん)のうち6話が終了した。
第一期(2年前)の時点で、「続」を想定していたのかは知らないが、「最後から二番目」というのが気になる。その意味が・・・。
 
常識的に考えると、主人公の千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)の恋というのがあって、それがいずれ終わり、それぞれ、最後の恋があり完結して別の道を歩むということになるのだが。
 
「第6話」では、和平の娘・えりな(白本彩奈)の彼氏の母親・薫子(長谷川京子)が、親子で和平の家に来ていて夕食を作っているところに、和平が帰宅した。和平は、ずっと以前に妻を亡くして、同居して、カフェを営む弟の真平(坂口憲二)が、食事など”主夫”を兼務していたのだが、薫子が食事を用意してくれていたのは、しばらく忘れていた一家団欒の家族のぬくもりを感じたに違いない。
 
和気あいあいの家族の雰囲気の中に、いつも通り顔を見せた千明は、胸騒ぎを覚えたのだ。それは、いつもけんかをしながらも、楽しくやってきた和平が、薫子と楽しそうに食卓を囲んでいることに対するジェラシーのようなものだったのか。ふと「あれ、自分は何だったのかな。癒し系がいいといっていた和平が薫子といい仲になって、もう自分は蚊帳の外か」といった疎外感に襲われたのか。
 
それにしても薫子は、表情を変えずに、本気とも冗談ともつかない口調で和平の耳元で「セフレのことは、子供には言っていないから大丈夫」というのだ(笑)。
 
薫子と和平はそれぞれ独身なので、このまま薫子が目指す方向に進むのか、生真面目な和平が、そんな関係を真に受けることは考えにくく、別れを告げるのか、気になるところ。
 
いろいろなことが同時に進行。
真平の病気は気になるところだが、真平と知美(佐津川愛美)は無事結婚。
典子(飯島直子)の夫・広行(浅野和之)は、仕事を辞め、家を出たものの、路頭に迷っている。典子は収入源として、ベビーシッターを始めた。
女性市長が和平と外でアイスクリームを食べるシーンがあり、それを市長がブログにアップしているようで、パワハラ問題も取りざたされている。
 
最後の着地点は、どうなるのか「気になる」。
 

[キャスト]
吉野千明(48): 小泉今日子
 
長倉和平(52): 中井貴一
長倉真平(37): 坂口憲二
長倉万理子(37): 内田有紀
長倉えりな(13):白本彩奈
 
水谷典子(47): 飯島直子
水谷広行(55):浅野和之
 
原田薫子(37): 長谷川京子
 
大橋知美(25?): 佐津川愛美
大橋秀子(53) : 美保純
 
・・・
ところで、長倉家の舞台となっているのは、実在する駅である鎌倉の江ノ島電鉄極楽寺駅の近く。ロケ地として、観光名所になっているようだ。
 

 
江ノ島電鉄は、略称「江ノ電」といわれるが、「江ノ電」と言って思い出すのは、黒澤明監督の映画「天国と地獄」。犯人からの電話の向こうから聞こえてくる電車の音。鉄道に詳しい人間がその音を聞いて、「あの、がしゃこん、がしゃこん、車両とレールのきしむ音は江ノ電だ。間違いない」と言い切っていた。
 
鎌倉は、雰囲気がよく、ロケ地巡りを兼ねて、また行って見たいものだ。
 
 
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