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<span itemprop="headline">ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」第3話。毎回の逆転はなく、爽快感薄く・・・。</span>

ルーズヴェルト・ゲーム」第3話では、イツワ電器から訴訟を起こされた青島製作所が、窮地に追い込まれることになった。
 
青島製作所の顧問弁護士である速水(木本武宏)は、青島製作所が訴訟で負ける可能性は無いが、最高裁まで争われると少なくとも2年の月日がかかると話す。

すでにこの訴訟が報道されたことで、青島製作所との取引に不安を感じたいくつかの取引先が取引の停止などの影響が出て、社内は対応に大わらわ。そのため細川(唐沢寿明)は、裁判をせず、イツワ電器との和解を目指す方針を示す。
 
専務の笹井(江口洋介)は、経団連副会長の上田経由で、同じく経団連に所属しているジャパニクスの諸田社長(香川照之)に青島製作所とイツワ電器との和解の仲介役を持たせることに成功する。これにより後日、ジャパニクス主導の元、青島製作所とイツワ電器の会席が設けられることとなった。
 
 
 
 
会席当日、イツワ電器社長の坂東(立川談春)と相見えた細川は、青島製作所がイツワ電器の特許侵害をしたという箇所について、「業界では一昔前からある技術の応用であり、特許侵害でも何でもない」とイツワ電器側に伝える。

また、イツワ電器が訴訟を起こそうとしている分野は、すでに青島製作所が特許を
取得している分野であり、イツワ電器が裁判を起こす理由そのものがないと批判した。
一方、イツワ電器の顧問弁護士である国鱒(蛍雪次朗)は「特許庁の評価書は
行政上の一時的な判断であって、裁判結果とはまったくの別のものである」と話し、
裁判の結果は、からなずしもそれに準拠しないとした。
 
 
 
議場が白熱する中、細川の元へ一本の電話がかかってくる。
それは青島製作所の顧問弁護士である速水からであった。

速水はイツワ電器が提出した訴訟の提出書類に、虚無の報告があるかも知れないという情報を掴み、そのための証拠を揃えており、この準備のために会席への出席が遅れていた。細川自身も、速水の持ってくる証拠をイツワ電器との和解のための切り札として使おうとしていたが、速水は電話で「虚無の内容があるかもしれない」という話すらが、イツワ電器によって流されたデマであったことを教えられる。細川はこれにより完全に手詰まりとなり、イツワ電器のペースに呑まれた細川は戦意喪失する。

最終的に和解の話は白紙とされ、会席は打ち切られた。
野球部入りを決断した最中、会社のリストラ候補に挙がった沖原(工藤阿須加)。

野球部部長であり、総務部長を務める三上(石丸幹二)は沖原のリストラを撤回させるべく、細川に働きかけるも沖原のリストラは回避できない状態となった。迷った三上は、一度、沖原をリストラし、総務部で再び正社員として沖原を雇用するという方法を採った。リストラの最中、総務部の人員は足りておらず、残業が多く発生しており、三上は「リストラが長期化するに連れて残業代がかさみ、不必要なコストが発生するという矛盾に陥っており、それならば一人正社員を雇い、残業が出ないようにした方が得策だ」と説明した。細川は沖原を(正社員としての)最低賃金で雇うことを条件にこの提案を認可した。

これにより、沖原は会社に残り、野球部として活動できることとなった。
一方で、野球肘により半年〜1年間の安静を言い渡された萬田(馬場徹)は、大道監督(手塚とおる)や他部員らから留められるも、「迷惑をかけたくない」と野球部を去り、また会社からも去る事を決意する。

最後の勤務日、萬田は勤務していた製造部内でお別れの言葉を述べることになり、
そこで自身の野球人生を振り返る。そして、今まさに成長しつつある青島製作所野球部の試合を是非見に来てほしいと、涙ながらに話すのであった。
 
イツワ電器との和解の話がなくなり、裁判が避けられないと見た細川だったが、あくる日、ジャパニクスの諸田社長から会席を申し入れられる。そこで諸田は「青島製作所を助けたい」と話し、青島製作所の経営を安定させるためにもイツワ電器と経営統合してはどうかと提案する。細川はその提案にただただ驚くのであった。
 
・・・
二転三転する面白さはあるが、大逆転といった爽快感はまだ。
 


半沢直樹」で登場したような、自分の野望・保身・出世しか考えない強烈キャラとしては、”机バンバン”小木曽のような人物は、社内にあっては
製造部長の六角精児(「相棒」の米沢役)や、ライバル企業の社長の立川談春、ライバル野球チームのピッチャー、如月を演じ不敵な笑いを見せる鈴木信之、そして、経団連所属企業の社長で、将来経団連会長の座を狙う香川照之などがいる。会社内のNo.2である専務の江口洋介は、まだその本心が見えてこない。
 
・・・
ルーズヴェルト・ゲーム」も第3話まで終了。
毎回、逆転で痛快、爽快というのではないところが、もどかしい。
”逆転に次ぐ逆転”の面白さは…いつ?
 
7対8の逆転劇まで、遠い♪
 
しかし、次回が楽しみだ。
 
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