みんけんひでさんがブログで「日本語の乱れ」という記事を書いていた。
「やばい」が、うまい、という意味だったり、最近の言葉の乱れなどについて詳しく書いていて、興味深い。
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それに関連して、外来語の多用も気になるところだ。
映画のタイトルもそうだが、「カタカナ」の氾濫(反乱といってもいい)である。
fpdが”ささやかな”怒りを持つ映画のタイトルでは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(原題:Once Upon a Time in
America)がある。これも、”工夫なし”の烙印を押したい。
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映画の話は別にして、かつて「職業婦人」といった日本語が「キャリアウーマン」や「OL」となり、新しいイメージを生み出すことはある。
ただ従来の意味が曖昧になることもあるようだ。
たとえば、一定の年配者などが「このシステム・エンジニアリングは、イノベーションのポテンシャルを持っている」といわれて、「ふむふむ」とすぐ理解できるだろうか。
国語審議会というところが、「外来語」について提言しているというので見てみた。
1)広く一般的に使われ、国民の間に定着しているとみなせる語
→そのまま使用する
ストレス、スポーツ、ボランティア、リサイクル、PTAなど
2)一般への定着が十分でなく、日本語に言い換えたほうがわかりやすくなる語
→言い換える
(例) アカウンタビリティ→説明責任
インセンティブ→誘因、刺激、報奨金
スキーム→計画、図式
プレゼンス→存在、出席
ポテンシャル→潜在力
3) 一般への定着が十分でなく、分かりやすいいい替えがない語
→必要に応じて、注釈を付すなど、わかりやすくなるよう工夫する
(例) アイデンティティー
アプリケーション
ハードウエア
※ 1)~3)に属する語のうち、ローマ字の頭文字を使った略語について は、少なくとも初めて出現する時には、日本語訳(必要に応じて注釈や 省略しない形)を付す
しかし、いかにもお役所的で、通り一遍の説明のような気がする(笑)。
”言葉は、現場で起こっているんだ!”(ウン?)
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