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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★「外来語の多用」★ ”逆らっても無駄な抵抗”か(笑)。</span>

 
みんけんひでさんがブログで「日本語の乱れ」という記事を書いていた。
 
「やばい」が、うまい、という意味だったり、最近の言葉の乱れなどについて詳しく書いていて、興味深い。
 
・・・
それに関連して、外来語の多用も気になるところだ。
映画のタイトルもそうだが、「カタカナ」の氾濫(反乱といってもいい)である。
 

例を上げるまでもなく、guchさんも怒り心頭の映画のタイトルでは、「リバーランズスルーイット」(原題: A River Runs
Through It)という1992年公開のアメリ映画の日本語タイトルだ。さっぱり伝わらない。
 
fpdが”ささやかな”怒りを持つ映画のタイトルでは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(原題:Once Upon a Time in
America)がある。これも、”工夫なし”の烙印を押したい。
 
・・・
映画の話は別にして、かつて「職業婦人」といった日本語が「キャリアウーマン」や「OL」となり、新しいイメージを生み出すことはある。
ただ従来の意味が曖昧になることもあるようだ。
 
たとえば、一定の年配者などが「このシステム・エンジニアリングは、イノベーションのポテンシャルを持っている」といわれて、「ふむふむ」とすぐ理解できるだろうか。
 
国語審議会というところが、「外来語」について提言しているというので見てみた。
 
1)広く一般的に使われ、国民の間に定着しているとみなせる語
  →そのまま使用する
    ストレス、スポーツ、ボランティア、リサイクル、PTAなど
 
2)一般への定着が十分でなく、日本語に言い換えたほうがわかりやすくなる語
  →言い換える 
(例) アカウンタビリティ→説明責任
    イノベーション→革新 (最近はイノベーションも、浸透しているが)
    インセンティブ→誘因、刺激、報奨金
    スキーム→計画、図式
    プレゼンス→存在、出席
    ポテンシャル→潜在力
 
3) 一般への定着が十分でなく、分かりやすいいい替えがない語
   →必要に応じて、注釈を付すなど、わかりやすくなるよう工夫する
    アプリケーション
    デリバティブ
    ハードウエア
    バリアフリー
 
※ 1)~3)に属する語のうち、ローマ字の頭文字を使った略語について   は、少なくとも初めて出現する時には、日本語訳(必要に応じて注釈や    省略しない形)を付す
(例)ASEAN東南アジア諸国連合
   GDP(国内総生産
   NPO(民間非営利組織)
   PL法(製造物責任法
   WTO世界貿易機関
 
しかし、いかにもお役所的で、通り一遍の説明のような気がする(笑)。
 
 
”言葉は、現場で起こっているんだ!”(ウン?)
 
 
 
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