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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">祝日を増やすというのだが(8月11日「山の日」、来年から)・・・。</span>

8月11日が祝日になる
 
祝日も、最近では、なんの日だっけ、というのが多くなってきた。
「海の日」「昭和の日(以前は、みどりの日、その前は天皇誕生日)」・・・。
将来間違いなく祝日となる「平成の日」。
 
今朝テレビを見ていたら、来年(2015年)から8月11日が「山の日」として祝日になるとのこと。「海の日」があるなら「山の日」も、ということらしいが、8月を選んだのは、夏山のシーズンであること、6月と8月だけが祝日がないことなどのようだ。
 
日本の山の象徴である「富士山」も世界遺産に登録されたので反対はしないが・・・。
祝日ばかり増やしても、という気持ちもある。
 
http://petitinfomation.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_916/petitinfomation/m_images-01dfa.jpg

11日を選んだのは、当初は8月12日にする予定だったが、1985年(昭和60年)8月12日は日航ジャンボ機の墜落事故が発生した日であり、犠牲者の命日を祝日とすることには違和感を感じると群馬の議員から指摘があり、8月11日となった。

これにより年間の祝日は16日間となり、世界でも、祝日の多い国の上位になる。
賛否両論があるようだ。祝日を増やすことに一般市民からもあまり意味がないのではと反対する意見もある。
 
・「休日が増えて所得が減って困る家庭もある」
・「
中小企業では休日は会社が空いていても休みで休日出勤してもその分の手当てや給料が出ない所もあり、そこの社員にとっては祝日が1日増えることは給料が1日分減ることに等しい」
・「祝日を増やすぐらいなら、有給の完全消化を実行させてほしい」
 
派遣社員などは、実働日数が減れば、収入が減ることになる。
一般企業の有給の消化率が日本は世界でも最も低い国であるという統計がある。
 
ヨーロッパでは、休日こそ少ないものの、有給休暇の消化率は100%である。
日本は、取りにくい環境にあり、消化率は8-9%であるという。
 
有給を取るとほかの人に迷惑ががかるとか、仕事に支障をきたすなどで遠慮もあるようだ。会社の経営側にとっても、有給は「万一のため」(身内の不幸など)としているようで、それだと、万一は、それほど起きるわけではないので、未消化のままになる。
 
ヨーロッパ、ドイツなどでは、夏の休暇は有給(休んでも給与は支払われる)期間は、大体1か月くらいである。
 
根本的に日本と考え方が違う。
日本だったら、そんなに休んで、取引先などに影響はないのか?だろう。
 
ほとんど影響はない。
ドイツ人などは、普段は、8月以外は、一生懸命に働き、夏は完全休暇を取るというのが定着している。ほとんどの会社がそうだ。仕事の相手先も、承知しているのである。
 
夏のUrlaub(ウアラオプ=ドイツ語でVacationの意)のために、普段は節約して、夏にそれを使う、というスタイルだ。夏は、3-4週間、キャンピングカーでスペインなどに旅行し、そこで過ごすのだ。現地滞在型なので、のんびりするだけで費用はそれほどかからない。
 
祝日の日数こそ少ないヨーロッパの国々だが、有給が多く、日本は、サービス残業や休日出勤、有給の未消化などから見ると、働きすぎのようだ。
 
・・・
祝日の日数ばかり増えても・・・会社勤務の有給の消化率が100%にならない限り、
いいこととは言えないかもしれない。そのうちに、6月も何かの理由をつけて「祝日」を設けるのか・・・。
 
 
 
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