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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">秋ドラマが終了:「独身貴族」「ドクターX」。</span>


 
12月19日(木)夜は「ドクターX」(夜9:00~)が、最終回拡大放送であったが、10:00~からの独身貴族」を外すわけにはいかず、「ドクターX」を10時まで見て、「独身貴族」を見た。録画すればいいのだが、あいにく録画機能のないテレビなのである。「独身貴族」を見つつも、CMの時だけ気になる「ドクターX」をちらちら見たが、ラストは、タイで大門ドクターが「私、失敗しないので」とタイ語でしゃべっていた。手術するのは人間ではなかったが・・・笑。
 

 
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それはともかく「独身貴族」は、ゆき(北川景子)が、社長の守(草なぎ剛)か専務の進(伊藤英明)のどちらを選ぶのか、あるいは守も進も、ドラマのタイトルどおり、独身貴族のまま終わるのか、が気になるところだった。
 
ドラマのストーリー自体は、身分の違う男女(会社社長と契約社員)の純愛三角関係サクセス・ストーリーという古典的な話。といっても、背景が華やかな映画の世界で、豪邸が舞台で別世界のようなぜいたくな雰囲気と、洋画の名作の音楽が流れ、しばしロマンチックな気分にさせる映画というのが受けたようだ。視聴率は10%台前半と平均だったが・・・。
 
このドラマの三角関係の行方が最大のテーマだったが、二転三転しつつも、”ゆき+守”のカップルとなった。堅物の守とプレイボーイの進の兄弟が、ともにゆきを好きになるのだが、進が身を引いた形になった。これでもかというくらいにお膳立てをし、
兄貴・守を「大バカもの」と説得したり・・・。
 
一方、守と婚約し、結婚式当日、式場から消えた玲子(平岩紙)は、のほほんとしたお嬢さんかと思いきや、ゆきの気持ちや、守の態度から、自分から身を引いた格好となった。守が本当の気持ちを隠して生きていることに対して、意見する玲子に対して守は「あなたは関係ない!」と突っぱねるが玲子は「おおありよ」と守に平手打ちを食わせるシーンはよかった(笑)。進、玲子の言葉で、ようやく素直な気持ちになった守は青森の田舎に帰ったゆきの前に現れるのだった。
 
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ゆきは、まっすぐで仕事にも一生懸命で、ひたむきさに好感が持てる。恋愛に対しては慎重で一歩踏み出せないでいたが「こんなに人を好きになったのははじめて」とルームメイトに涙ぐんで語るところもあって、守が目の前に現れたときには、万感の思いがあふれ出たのだろう。
 

 
北川景子というと、これまで整いすぎてやや敬遠という印象だったが、「独身貴族」のように太い額縁メガネなどで美貌を封印して仕事バリバリの役どころと、代役で
”女優”として登場するシーンの華麗さをあわせもち、お気に入り女優の一人に加えなけらばならないだろう。
 
見逃したドラマ&映画「謎解きはディナーのあとで」も”あとで”見てみたい。
 
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ドクターX」は、重要なオペの執刀を任された大門未知子(米倉涼子)は、大学付属病院でのオペの日程が、主任教授選当日と聞かされ、病院内の協力が得られない状況でオペをスタートすることになる。しかし、主任教授選では、3人の候補のうち、有力な二人が棄権して、オペを成功させるために退場してしまう混乱が起きる。
 
病院内では、上下関係が徹底しており、下の者は上司に逆ら得ない環境で「御意」
(かしこまりました)と返事をする以外にない。権力者、上には絶対服従。ドラマの最終回も高視聴率をたたき出した「ドクターX」は、全話通じて20%以上の高視聴率となった。米倉涼子としては「黒革の手帖」に並ぶ当たり役だろう。
 
「ドクターX」の成功要因は「半沢直樹」と同様に、勧善懲悪だったろう。
腐った組織に敢然と挑むヒーロー、ヒロインの存在が大きかったようだ。
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大門未知子を演じた米倉涼子の医療技術の実力に裏付けられたふてくされた態度も痛快だった。また、ファッションも・・・。
 
今年のドラマのヒーローは、半沢直樹堺雅人)。
ヒロインは大門未知子米倉涼子)ではなかったか。
 
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ところで「半沢直樹」の続編へ向けては、水面下で着々と進んでいるらしい。続編ドラマとなるとばかり思っていたが、ドラマではなく映画化の可能性もあるというのをちらっと目にしたこともある。
 
CMでは露出し続ける半沢直樹」キャラソフトバンクスカパー!堺雅人)だが、終了した「半沢直樹」のドラマの再利用には制限が設けられているようだ。
 
小出しにしながら、半沢が飽きられないようにしているという戦略のようだ。
 
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1月(正月)からのクールのドラマはまだどんなのがあるか知らないが、引き込まれるようなドラマに期待している。
 
 
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