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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「鴨川ホルモー」(2009)</span>


 
映画「鴨川ホルモー」(2009)は、人気作家、万城目学(まきめ まなぶ)のデビュー作にしてベストセラー小説を映画化した青春コメディー。
 

 
京都大学生の主人公がたまたま入部したサークルで“ホルモー”なる謎の競技に出会い、京都の大学との間で対抗戦を繰り広げる。大学の普通のサークルと思って入ったが、そこでは独特の1,000年の歴史があるという神事に基づいた闘いなどがあり、”オニ語”と呼ばれる”ゲロンチョリー(潰せ)”など奇妙な独特の言葉や掛け声が登場するなど、普通でない世界があった。

万城目学という作家は、ありえないというような世界を描いているが、「プリンセス・トヨトミ」にしても、もしかしたらと思わせてしまうところはすごい。
 

               メガネは栗山千明
 
監督は「犬と私の10の約束」の本木克英。
主演の山田孝之のほか、浜田岳栗山千明芦名星石田卓也などフレッシュかつ実力もあるキャストが集結したが、どたばたの割に盛り上がりに欠ける。陰陽道に代表される、京都ならではの独特な雰囲気をオール京都ロケと、最先端VFXで映像化したビジュアルが見どころ。
 
 
・・・
鴨川のせせらぎが美しくも穏やかな五月の京都――。
二浪してようやく京大生となった安倍(山田孝之)は、同じ新入生である日本オタクの帰国子女・高村(濱田岳)と葵祭のアルバイトの帰り、三回生の菅原(荒川良々)から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。入会する気など更々なく、「ただ飯」にありつく目的でコンパに参加した安倍と高村。
 
しかし安倍は、その席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子(芦名星)に一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、思わず入会してしまう。
 
青竜会に入会したのは、安倍、高村、早良の他に、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ(栗山千明)、超高圧的で仕切り屋の芦屋(石田卓也)、見分けのつかない気弱な双子の三好兄弟(斉藤祥太斉藤慶太)など、一風変わった個性的なキャラの持ち主ばかり。当初はただのレジャーサークルと思われた青竜会だったが・・・(Googleより)。
 
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鴨川ホルモー」というタイトルがわかりにくい。ホルモンでは?と間違われるようだ。確かに。「ホルモー」という奇怪な儀式や、オニ軍団が不気味。
 

 
好みが分かれる映画だろうが、若手俳優の演技は、濱田岳のちょんまげ姿や、栗山千明のオタクぶりなど見どころが多い。特に山田孝之などが、最近の怖いお兄さん役とかけ離れて、普通の大学生を大真面目に演じているのが新鮮。

・・・
理屈を言わずに見れば面白い青春エンターテイメント映画として楽しめるが・・・。
レナウンの「わんさか娘」なども登場していた。ほかに趙民和(ちょう・たみやす)などが出演。
 
京都の4大学が協力していて、実名で登場する。
京都大学立命館大学、竜谷大学、京都産業大学である。
 
 
★★
 
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