きょうのスポーツ紙「サンスポ」(サンケイスポーツ)は、二つのニュースを大きく取り上げていた。
もう一つは、30年以上続いた昼の国民的番組だったタモリの「笑っていいとも」の終了(来年3月)のニュースだ。
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サンスポによると、米大リーグ、ドジャースが今オフにポスティングシステム(入札制度)で、楽天・田中将大投手の獲得を検討していると伝えた。ドジャースのコレッティ・ゼネラル・マネジャー(GM)が「ずっと調査してきたが、優秀だ」と総括会見で語った。ドジャースといえば、泣く子も黙る大リーグ屈指の球団で、世界一6度、リーグ優勝21度を誇る。日本選手は、過去に野茂をはじめ、石井、斎藤、黒田らが在籍した。今季は、92勝70敗でナ・リーグ西地区を制した。
田中投手をめぐっては、すでにヤンキースとレンジャーズも参戦を表明している。
ヤンキースでは、今季限りで引退したペティット投手の(通算256勝)の後継者になるとして、密着マークしているという。現場スカウトは、全体的にダルビッシュよりも上と評価し、「投球術を知っており、ガッツもある」としている。
ダルビッシュ、田中など日本の野球を背負っていた選手の大リーグ行きの流れは止まりそうにない。
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タモリの「笑っていいとも」は32年間も同一司会者の番組ということで、すでにギネスブックに登録されているが、番組自体が、ややマンネリに陥っているのか、役割は果たしたというべきか、視聴率が一桁台(7-8%)で推移しているという。昼帯で7-8%というのは、悪くはないのだろうが、タモリもすでに68歳。この数年は、毎年4月の番組編成で、番組継続が話題にはなっていたという。
来年の3月で終了、衣替えして新たな企画でスタートしたほうがフレッシュなのだろう。それにしてもタモリが初めてテレビに登場しはじめたころは、11PMの大橋巨泉の番組なので、独特のウソだがそれっぽい外国放送のモノマネなどだった。最初は黒の眼帯をしていたような記憶がある。テレビに登場して6年後の1982年に「笑っていいとも」がスタート。テレフォン・ショッキングの”いいとも”の友だちの輪が旋風を巻き起こした。
それも、2巡、3巡するとつながるのは難しくなり、最近は、まったくつながりのないゲストの出演となっていた。
テレビのバラエティも、最近はワンパターンで、多くの芸人がひな壇にずらりと並んで、トークをするというスタイルだが、売れない芸人など、一言でも発言しないと、次回にお呼びがかからないという危機感で参加しているように見受けられる。あらかじめ、振り方が決まっているようで、ある程度は台本があるようだ。”ひな壇芸人”という名前すらあるようで、テレビから消えないように、懸命に生き残りをかける芸人という商売もたいへんだろうと思う。
不安定で、一部のMCの冠番組を持つ売れっ子にくっついて、よいしょしたりしているのだろう。番組自体が面白くなくなっていて、見る気が起こらないので見ていないが・・・。
テレビも数十年「茶の間の王様」と言われてきたが、その地位も危ないのでは・・・。
そのうちにテレビも必要ない、という時代さえ来るかもしれない。
現に、テレビの番組では、週に2本かせいぜい3本くらいしか見るべき番組がない。
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