兄ちゃん風の男が、1個の梨を8分の1くらいに切って、味見させていた。「食べてみるか」と一切れ食べて、様子を見ていると、サラリーマン風の人が、「じゃあ、これください」と財布から
700円出して買おうとすると・・・。
その兄ちゃん、「5個700円はこちら」(↓)だと。
「ち、ち、ち、小さい!」
それにしなびていそう。
今味見したのは、「3個1,000円になります」と別の料金表を出してきた。
「あ~、そう、じゃ、いいです」と帰ろうとするサラリーマン氏。
ここまでは、兄ちゃんも予想通りの展開だろう。すでに「台本」はできているのだ。
「3個だけど、いいや、4個でも5個でも、1,000円でいいよ!」ときた。
”5個”という言葉に心動かされたのか(?)、「それじゃあ、5個」と1,000円で買っていった。2,3人取り囲んでいた主婦は、話を聞いて、試食だけして、その場を後にしていた。fpdも、当然試食のみでその場を後にした(笑)。
・・・
「5個700円」というのがまさに”客寄せパンダ”。
昔、上野動物園でパンダがものすごい人気で、集客力が大きかったことから言うようだ。選挙の街頭演説などで、有名人を連れてくるのがまさに客寄せ(人寄せ)パンダだ。
パンダも、まさか自分がネガティブな意味でつかわれているとは思っても見ないだろう。
・・・
以前、新宿歌舞伎町を歩いていたら、あそこはいろいろな刺激的な看板があふれているが、ネットカフェの看板で、「インターネット・カフェ 1時間100円」と大きな看板があった。まんが喫茶、ネットカフェは最近は行ったことはないが、相場は、1時間
300円~400円。
100円とはずいぶん安いなと思って、老眼ながら、眼鏡なしでも遠くはよく見えるfpdの視力。看板をよくよく見ると、100円の下に、小さい文字が・・・。
そこには、「am 1:00~am5:00、女性のみ」とあった。
誰がそんな時間帯に利用する?
まあ、24時間営業も多い歌舞伎町だから、ありうるか。
・・・
「看板に偽りあり」は、そこかしこにあふれている(笑)。
格安航空券、などというのも、最たる例だ。
目玉で、1,2席キャンセル待ちなどであるかもしれないが、「格安」のはずが、
「普通」が多いのが普通なのである。
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