「半沢直樹」第2話を見た。
銀行内の上司、同僚、計画倒産した東田（宇梶剛士）の行方を追う債権者などのうち、だれが敵か味方か混沌として、息つく暇もない展開を見せた。
銀行にとって厄介な存在である国税局・査察部（通称「マルサ」）統括官の黒崎（片岡愛之助）という人物は、オネエ言葉で、ヘビのようにいやらしい（笑）。権力をカサに着て、銀行や部下たちにも横柄で、嫌味たっぷりな人間だ。いつか、半沢が、こんな輩を叩きのめす日が来ることを願う（笑）。
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本店の大和田常務（香川照之）が気になる存在だ。
大和田は、ストレートにものを言い「頭取を目指す」という半沢に興味を示し、側近の「たかが課長の分際で生意気だ」という意見に対して、「銀行マンである以上、頭取を目指すのは当然」と言ってのけ、半沢の味方となるのか、あるいは自身の野心などに利用するだけなのか、注目だ。
計画倒産した西大阪スチールの東田社長の居場所を突き止めたが、間一髪で逃げられてしまう。また、東田が、協力会社に水増し請求していた裏帳簿の存在が発覚し、その隠し金の一部5,000万円でハワイの別荘を購入していたことが判明。半沢は、同期の渡真利を使って、差し押さえを図ったが、これも、国税局の黒崎（片岡愛之助）に横取りされる結果となってしまった。
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いよいよ窮地に追い込まれる半沢だが・・・。
次回の第3話（7月21日）では、半沢を待ち受けていたのは、裁量臨店（さいりょうりんてん）と呼ばれる本部からの内部検査。しかしその検査は、融資事故の全責任を半沢に押し付けようとする浅野支店長（石丸幹二）が意図的に仕組んだもので、浅野の息のかかった人事部の小木曽（緋田康人）を中心としたメンバーで構成されていた・・・。
たびたび、亡き父（笑福亭鶴瓶）の言葉が、半沢の脳裏によみがえる。
「いいか、ロボットのような仕事をしていてはいかん。人とのつながりだけは大切にしろ」。
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直属の上司や、黒田にウラをかかれても、「やられたらやり返す。倍返しだ。それが私の流儀だ」と言ってのける半沢の”倍返し”に期待したい。
次回も見逃せない。
（「シネマ「サイコ」＆コンサート」の日と重なるが、動画配信か再放送など何とか見る方法を考えなければならない）。
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