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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★不滅の日本映画の傑作「砂の器」(1974):劇場で10回。レーザーディスクで何十回見たことか?(笑)。

 
日本映画の不滅の金字塔という映画は、そう多くはない。
 七人の侍」「白い巨塔」と並んで「砂の器」が、fpdの3巨頭(巨塔)。
この3本は、この数十年変更なし。
 

 
 
 
この映画では、らい病(ハンセン氏病)患者・本浦千代吉を演じた加藤嘉(よし)の名演が光る。今西警部(丹波哲郎)が、老年になって隔離されて生きている本浦千代吉を訪ねて、音楽家として成功している和賀英良(本名の本浦秀夫:加藤剛)の現在の写真を見せて、「この人に見覚えはありませんか。6つか7つの少年にして見たとしたら、それでも心当たりはありませんか?」と食い下がる。
 
「うぅ、うぅ~、そ、そ、そんな人、知らねぇ!」
 
加藤嘉のわが子を思う気持ちがほとばしり出る圧倒的な名シーンだった!
 

 
今西警部の丹波哲郎は亡くなり、今西とコンビを組んでいた若き吉村刑事(森田健作)は千葉県知事で、時代の流れを感じる。
 
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