映画「三匹の侍」予告編
「三匹の侍」は、1963年(昭和38年)から1969年(昭和44年)にかけてフジテレビ系列で毎週木曜日20時から20時56分に放映された連続テレビ時代劇。リアルタイムで知っている人は一定の年代以上か。
丹波哲郎は殺陣がかっこよかったが、長門勇は、やりの達人の役で、浅草のコメディアン出身らしく、ひょうひょうとして人を笑わせるのが得意だった。「おぬし、やるのう」や「おえりゃあせんのう(=ダメだなあ)」などの流行語を生んだ。
「三匹の侍」は全6シリーズ(157話・モノクロ作品)。
第2シリーズからはリーダー格の丹波哲郎に代わって時代劇初出演の加藤剛がレギュラーに加わり、平幹二朗がリーダー格となった。当時、浅草のコメディアンでまだ無名だった長門勇が演じる桜京十郎は「おえりゃあせんのう」などのとぼけた岡山弁を操り、長門はこの作品により人気俳優となった。
2003年3月に松竹ホームビデオから映画版(丹波哲郎、平幹二朗、長門勇)のDVDが販売され、また、ドラマ版も2008年11月にフジテレビ開局50周年記念としてポニーキャニオンから第4シリーズ・全26話(平幹二朗、加藤剛、長門勇)の9枚組DVD-BOXが販売された。
三匹の侍 第1シリーズ:1963年10月10日~1964年4月9日 (全26話)
三匹の侍 第2シリーズ:1964年10月1日~1965年4月15日 (全27話)
三匹の侍 第3シリーズ:1965年10月7日~1966年4月7日 (全27話)
三匹の侍 第4シリーズ:1966年10月6日~1967年3月30日 (全26話)
三匹の侍 第5シリーズ:1967年10月5日~1968年3月28日 (全26話)
三匹の侍 第6シリーズ:1968年10月3日~1969年3月27日 (全25話)
新 三匹の侍:1970年7月6日~9月28日 (全13話)
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「三匹」のうち、最初の一匹である丹波哲郎(1922年7月17日~2006年9月24日)が亡くなり、戦後の日本映画を支えた一人がいなくなりさびしかったが、「二匹」目も亡くなり、懐かしい名優がだんだん少なくなりさびしい限りだ。
ご冥福を祈ります。
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