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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「バーバレラ」(1968)


ジェーン・フォンダ「バーバレラ」(1968年) オープニング
 

イタリアの世界的な映画プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティス(「道」「戦争と平和」「セルピコ」)が監督ロジェ・ヴァデムとともに映画化したのが「バーバレラ」(1968)。
 
見どころは、オープニングの無重力のバーバレラ(ジェーン・フォンダ)のストリップシーン。音楽はいい。
 
 
ストーリーはSF劇画の映画化で、奇想天外でマッドな世界を描いたおバカ映画の域を出ない。地球から、ある惑星に人物を探しに行くとその人物は、悪の権化だった・・・。エンジェル(天使)、小さな子供たち、牙をむく人形たち、暴君の女王、ヒッチコックの「鳥」を思わせるような、鳥の襲撃・・・。
 
かつてブリジット・バルドーとも結婚していたプレイボーイといわれた監督のロジェ・ヴァデムが、当時の奥さんだったジェーン・フォンダをただただ美しく撮りたかっただけの映画といえそうだ。
 
1968年の映画ということは、45年前。今見ると、特撮も、チャチな印象だが、ジェーン・フォンダのナイス・バディを見る分には、面白い。ジェーン・フォンダは、1980年代にエアロビクスの大流行の時に「ワークアウト」でブームを作っており、スタイルは抜群だった。
 

ジェーン・フォンダの映画では、何と言ってもアカデミー賞主演女優賞を受賞した「コールガール」。しかし、この映画、タイトルがひどい。「探偵クルート」でよかったのでは(笑)。
 
このほかでは、不仲といわれた父・ヘンリー・フォンダとの共演が実現した「黄昏」、マラソン・ダンスでブルジョアを批判した若者映画「ひとりぼっちの青春」、コミカルなバリバリのOLを描いた「9時から5時まで」などが印象に残る。
 
 
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