記事を見ていたら、ダニエル・ディ=ルイスは、そうとう”変人”だというのだ。
映画に出演している以外は、山にこもって、大工作業など、まるで仙人のような生活なのだとか。近年は、3-4年に1本くらいの映画に出演。
同業の映画人からも演技力が高い評価を得ているのだが・・・。
”映画「リンカーン」主演男優のプライベートが奇人レベル”
本人は“超”が付く変わり者!?のディ=ルイス。
息子は最近まで父親のことを大工だと思っていた!。
突然
靴職人になりたい!」と引退宣言をしてイタリアで4年間ほど靴作りに没頭。マーティン・スコセッシ監督の強い説得により映画界にやっと復帰。
50歳の恋愛白書」では、役者ではなくセットをつくる大工作業スタッフとして参加!映画にはまったく出ていない。
この「リンカーン」でも最初はオファーを断っていた。
国際的な評価を受けてから20年以上もたつが、この間に出演した映画はわずか10本。年間で、1,000本以上の出演オファーがあるが、じっくり脚本を読み、慎重に1本を選ぶ。基本的には断る。ピーター・ジャクソン監督は数回「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴン役を打診したがすべて断っている。しかし、いったん出演が決まればすごい演技を見せる。
今回もイギリス人でありながら南部なまりをマスターした!
マイ・レフト・フット」では、彼はC・ブラウンになり切るために、撮影中はずっと左足だけを使い車椅子で生活したという逸話があるほど。モヒカン族の戦士を演じた「ラスト・オブ・モヒカン」の役作りでは6か月にわたって野営。一流役者が絶賛する演技力。
ダニエルが出演すると、“レオ様”も霞んでしまう。
2002年のアカデミー賞では、主役だったはずのレオナルド・ディカプリオを抑えて主演男優賞にノミネート。2008年「フィクサー」で主演男優賞にノミネートされたジョージ・クルーニーは、自身の受賞の可能性について聞かれると「受賞?ダニエルがいるから無理だ」と笑って答えたという。(以上、記事を要約)。
2013年
「リンカーン」
19世紀のアメリカで奴隷解放に尽力した第16代大統領、エイブラハム・リンカーンの知られざる苦悩に迫る、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督によるヒューマン・ドラマ。本作で3度目のアカデミー賞主演男優賞に輝いたダニエル・デイ=ルイスがリンカーン役を熱演する。
2008年
2002年
ギャング・オブ・ニューヨーク
レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、巨匠マーチン・スコセッシ監督が描く壮大な愛と復讐のドラマ。構想30年、製作費120億円を投じ、19世紀のNYを忠実に再現して描き出す野心作
1998年
ボクサー(1997)
刑務所帰りの元ボクサーと、彼の元恋人の人妻をめぐるラヴ・ロマンス。監督は「マイ・レフト・フット」「父の祈りを」のジム・シェリダンで、主演のダニエル・デイ=ルイスとのコンビ3作目となる。共演は「奇跡の海」のエミリー・ワトソン、「チェーン・リアクション」のブライアン・コックスほか。
1997年
クルーシブル
17世紀末、米国で実際に起こった魔女狩り裁判を描いた重厚な人間ドラマ。赤狩りといわれた50年代米国のマッカーシズムへの批判として書かれた、米国の劇作家アーサー・ミラーの戯曲『坩堝』を、彼自身の手で映画用に脚色(シモーヌ・シニョレ、イヴ・モンタン主演、レイモン・ルロー監督の「サレムの魔女」に続く2度目の映画化)。
主演は「父の祈りを」以来3年ぶりの出演作となるダニエル・デイ=ルイスと、「BOYS」のウィノナ・ライダー。共演は「グレイス・オブ・マイ・ハート」のブルース・デイヴィソン、「クイズ・ショウ」のポール・スコフィールド、「ニクソン」のジョーン・アレン、「エド・ウッド」のジェフリー・ジョーンズ、「ポリス・アカデミー」シリーズのジョージ・ゲインズほか。
1994年
父の祈りを
爆破テロ容疑で逮捕された親子が無実を勝ち取るまでを、父と子の絆の強さの中に描いた社会派ヒューマンドラマ。75年に口ンドンで実際に起こった冤罪事件 ギルフォード・フォーの被害者ジェリー・ロンドンの追想記『Proved Innocent』を、「マイ・レフトフット」の監督ジム・シェリダン、主演ダニエル・デイ・ルイスのコンビで映画化。共演は「遠い声、静かな暮らし」のピート・ポスルスウェイト、「から騒ぎ」のエマ・トンプソンほか。
エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事
19世紀末のニューヨークの社交界を舞台に、許されぬ恋に 魂を燃やした男女の姿を描いた恋愛映画。女性として初めてピューリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートンの同名小説(新潮文庫)を、「グッドフェローズ」のマーティン・スコセッシが、ジェイ・コックスと共同で脚色して映画化。
主演は「ラスト・オブ・モヒカン」のダニエル・デイ・ルイス、「バットマン リターンズ」のミシェル・ファイファー、「ドラキュラ(1992)」のウィノナ・ライダー。「愛と哀しみのボレロ」のジェラルディン・チャップリン、「から騒ぎ」のロバート・ショーン・レナードらが脇を固める。
1993年
ラスト・オブ・モヒカン
1825年に発表された、ジェームズ・フェニモア・クーパーの小説『モヒカン族の最後』を原作に、18世紀、建国前夜のアメリカ東部を舞台に、インディアンに育てられた白人青年と、イギリス人大佐令嬢の愛を描く歴史ドラマ。監督・脚本・製作は「刑事グラハム 凍りついた欲望」のマイケル・マン主演は「マイ・レフトフット」のダニエル・デイ・ルイス、「不法侵入」のマデリーン・ストウ。
1991年
風の中の恋人たち
フランスの片田舎を舞台にした瑞々しいラブ・ストーリー。女流監督コニー・テンプルマンの処女作である。主演のナヌーに「サマーストーリー」「エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海」のイモジェン・スタッブス、彼女と恋に落ちるフランス人青年に「なまいきシャルロット」「美しすぎて」のジャン・フィリップ・エコフェ、ナヌーのかつての恋人に「マイ・レフトフット」でアカデミー主演男優賞受賞の若手実力派、ダニエル・デイ・ルイスがそれぞれふんしている。
1990年
マイ・レフトフット
重度の脳性小児麻痺に冒されたアイルランド人画家であり小説家であるクリスティ・ブラウンの半生を描く実話ドラマ。監督・脚本は本作品がデビューとなるジム・シェリダン。音楽はエルマー・バーンスタインが担当。出演はダニエル・デイ・ルイス('89年アカデミー賞主演男優賞)、ブレンダ・フリッカー(同助演女優賞)ほか。
エバースマイル、ニュージャージー
町から町へとバイクで巡回する歯科医の姿をコミカルなタッチで描くドラマ。監督は「王様の映画」のカルロス・ソリン、出演はダニエル・デイ・ルイス、ミルハーナ・ヤコヴィックほか。
1988年
存在の耐えられない軽さ
激動の68年のプラハを舞台に有能な脳外科医の若者が体験する波乱の人生を描く。監督は「ライトスタッフ」のフィリップ・カウフマン、ミラン・クンデラの原作を基にジャン=クロード・カリエールが脚色。出演はダニエル・デイ・ルイス、ジュリエット・ビノシュほか。
1987年
眺めのいい部屋
中世の面影を残す美しい街・フィレンツェを舞台に、イギリスの良家の令嬢と奔放な青年との恋の行方を格調高く描く。出演はヘレナ・ボナム・カーター、ジュリアン・サンズほか。2001年にニュープリント・改訂字幕版で公開。
マイ・ビューティフル・ランドレット
南ロンドンを舞台にパキスタンとイギリスの二人の青年の交流を描く。イギリスの商業TV局チャネル4が“フィルム・オン・フォー”という番組のために製作したものだが、試写を見たジャーナリストの勧めで、エジンバラ映画祭に出品したところ好評だったので、劇場公開されることになった。出演はゴードン・ウォーネック、ダニエル・デイ・ルイスほか。16ミリを35ミリにブローアップ。
1985年
バウンティ 愛と反乱の航海
18世紀末に南太平洋上で反乱のため忽然と姿を消した英国戦艦バウンティ号の事件を描く。提供はディノ・デ・ラウレンティス。当初デイヴィッド・リーンが予定されていた監督は、オーストラリア出身で今作が本邦初紹介のロジャー・ドナルドソン。出演はメル・ギブソン、アンソニー・ホプキンス、ローレンス・オリヴィエ、エドワード・フォックス、ウイ・クキ・カア、テヴァイテ・ヴァーネットなど。
デイ=ルイスが出ていたら、まず「間違いない!」という映画といえそうだ。
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