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<span itemprop="headline">「米国に押し寄せる英国人俳優の波」(ウオールストリート・ジャーナル)。</span>

 

昨年ハリウッドで最も稼いだイギリス人俳優は、映画「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」や「ブルーノ」で知られる英コメディー俳優サシャ・バロン・コーエンだという。1年間で28億円稼いだ。
 
映画「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」「レ・ミゼラブル」に出演、「マダガスカル3」で声優も務めたコーエンは、昨年はおよそ2,000万ポンド(約28億円)を稼いだ。ハリウッドの大スター、トム・ハンクスの1,700万ポンド(約23億8,000万円)、ブラッド・ピットの1,600万ポンド(約22億4,000万円)も大きく上回っているという(1ポンド140円計算)。「レ・ミゼラブル」「ヒューゴの不思議な発明」も見ているが、名前は知らなかった。
 
「ウオールストリート・ジャーナル」日本版の記事をYahooが紹介していたが、ハリウッドで英国人俳優の活躍が目立っているのだという。
 
見出しは「米国のスターよ、甦れ!米国に押し寄せる英国人俳優の波」。
 
先ごろ、米第16代大統領エイブラハム・リンカーンを見事に演じて3度目のアカデミー賞を受賞。デイ=ルイスは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのメンバーだ。
 
歴代大統領の中でも最も米国人らしい大統領を英国人が演じているが、米国人も違和感なく考えているようだ。デイ=ルイスは、モヒカン族ニューヨークのギャング団のリーダーカリフォルニアで油田を掘り当てた男の役を演じてきた。
 
 
この記事を書いているアメリカ人記者は、英国のヴァージン・アトランティック航空に乗ってやって来るロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身の俳優たちを送り返すには、誰に電話をすればいいか…と自問している。
 

バットマンスパイダーマンに聞いたらいい…と思ったが、この二人も演じているのは英国人だった! クリスチャン・ベール(「バットマン」シリーズ)、アンドリュー・ガーフィールド(「アメージング・スパイダーマン」)。
 
記者は嘆く。テレビドラマはかつて、ジェームズ・ガーナートム・セレックジェームズ・ガンドルフィーニのような根っからの米国人俳優の独壇場だったが、今では英国人の手に渡ってしまった、と。
 
「トゥルーブラッド」のスティーブン・モイヤー、「リベンジ」のジョシュ・ボウマン、「サン・オブ・アナーキー」のチャーリー・ハナムなどがそうだという。
 
ウォーキング・デッド」に出演しているアンドリュー・リンカーン、デービッド・モリッシー、ローレン・コーハンという3人のスターはジョージア州特有ののんびりした話し方を英国で学んだ。アンドリュー・リンカーンは間違いなく米国人の名前・・・しかし、悲しいかな、彼はロンドン生まれで、本名はアンドリュー・クラターバックだという。
 
英国人の米国侵略」。
今ハリウッドでこんな言葉が囁かれ始めているようだ。
米国で制作、放送されているドラマ番組に英国人俳優が急増しているからだ。
 
ニューズ・コーポレーション傘下のテレビ番組制作会社「20世紀Foxテレビジョン・スタジオ」で配役担当責任者を務めるシャロン・クライン氏は、「過去に例がないほどの数の英国人俳優と出演契約を結んでいる」と語っている。
 
なにも英国人俳優だけでなく、オーストラリア人俳優の活躍も目立っている。
 
そこへ行くと日本人俳優は少ない。
ケン・ワタナベくらいしか・・・。
 
 
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