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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">2013年度卒の「人気企業ランキング」</span>

 

                                      「今は昔・・・」(失われた20年)
 
このところ、日本の製造業が元気がなく、日本で作られていた家電製品、半導体、液晶などは、韓国、台湾、中国が低コストで作り、日本の競争力は低下している。
 
すでに仕事を持っている人なども、自分が新卒だったら「アップル」「グーグル」などに入りたいと思うという。日系メーカーでなくアメリカの会社である。
 
20数年前までは、日本の製造業は、エレクトロ二クス産業を中心に、自動車、精密機械、電子部品などで世界を席巻していた。
 
大卒の人気企業も、東芝、日立、三菱電機NEC富士通松下電器(現・パナソニック)、ソニーなどが人気だった。特に技術系にとっては、製造メーカーのエンジニアというのが大きな魅力だったろう。
 
ところが、テレビにしてもパソコンにしても、製造が中国などにシフトしてしまい、新卒の人気企業を見ると、上位10社に製造業は1社も入っていない。ソニーがやっと19位に入っている程度。モノづくりというよりも、これからは、ソフトウエアが重要といえそうだ。
 
アップル、Google、アマゾンといった企業が、世の中の生活スタイルを変えるようなアイディア商品を提供している。こうしたメーカーは、技術力があるわけではなく、ユーザーが何を欲しているか、マーケットを開拓・創造している。
 
10数年前には、「検索」サービスはなかったし、スマートフォンなどはほんの数年前に登場し、通常の携帯電話を追い出してしまう勢い。デジカメも不要になるかもしれない。
 
日本の会社は、横並びで、ほかが作っているからうちも作ろう的な風潮があって、独創性が無くなっている。かつてのソニーは、「ウオークマン」のように世の中にないものを作ろうという気概があった。日本の製造メーカーの復活は厳しい気がする。
デジタル時代になって、チップ(半導体)と製造装置などがあれば中国でも、だれでも製品が作れる時代になってしまった。
 
ランキングの3位に入っているオリエンタルランドなどは、ディズニーランド、ディズニーシーを運営する会社で、エンタテイメントで、追随を許さないのだろう。銀行関連は、安定性ということか。まあ、つぶれることはないというのが人気なのか。
 
2013年卒業生の就職人気企業ランキング:
 
1位 電通         (前年7位)
2位 伊藤忠商事     (同1位)
3位 オリエンタルランド (同6位)
 
4位 資生堂 (同4位)
5位 三菱東京UFJ銀行   (同2位)
6位 全日本空輸ANA)   (同3位)
7位 JTBグループ      (同11位)
8位 三井住友銀行     (同16位)
9位 大日本印刷DNP)   (同8位)
    メディアパートナー (同18位)
 
以下、
11位  明治グループ    (同4位)
12位  花王        (同28位)
13位  味の素      (同10位)
14位  三菱商事     (同14位)
15位  丸紅        (同13位)
 
・・・
19位  ソニー       (17位)…やっと、電機・電子関連で。
 
 
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