電車の車内が黄色の表紙の本の宣伝文句で完全占拠されていたので驚いた。
本の見出しが「秒速で一億円稼ぐ条件」というもの。
ネット社会になると、楽をして儲けようという人が増えるらしい。
そのこと自体は否定しないが、あまりにも刺激的なタイトルで、書店でも、コーナーがあったので驚いた。
著者は、2年前に倒産した。その後、ネットで億単位のお金を稼いだという”体験記”をもとに出版したものだが、どう考えても「?」と考えてしまう。
世の中にそんな甘い話はありません・・・。
スポーツ紙などでは、10,000円を100万円に・・・などの競馬予想の会社の広告が出ていることがある。そんなのあるはずがないと思うのだが、それに乗ってしまう人も
中にはいるのか。
Googleが、売上500億ドル(約4兆円)を記録したというニュースがあった。
10年前には想像もできない事態。アップル社は、かつてパソコン分野で、先行していたが、のちにIBMやその互換機メーカーにパソコン市場を奪われたが、アップル・ファンは存在していて、逆転満塁サヨナラホームランとなったのが「iPhone」だった。
この2社は、全く新しい分野を開拓して成長したクリエイティブな会社だ。
ネットで、株を動かして、大金を稼いだというのとは根本的に異なる。
先の「一億円を数秒で稼ぐ・・・」なんていうのは、ちょっと…という気がして、話題としては、新たな20代のホリエ○ンが登場したか、と思っている。
景気が低迷して、収入も減少している世の中。
せいぜい、宝くじ、ロト6で、夢を買うくらいがいいのでは(笑)。
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