これから生まれてくる子供たちは、紙の本は読まなくなる・・・。
そんな発想から、図書館でありながら、紙が一切ない図書館がオープンするというニュースがYahooに出ていた。
報道によると、BiblioTech はベアカウンティ判事である Nelson Wolff 氏らのアイディアによるもの。同氏は、次世代の子ども達は紙に印刷された書籍を読むことはほとんどなくなるだろうと考えたという。このため、カウンティにおける新たな図書館システムを発案するにあたり、同氏は新しい図書館はそのスタート時から紙の書籍を一切置かないものにするべきだと決断したという。
Wolff 氏はこの図書館のアイディアを、Apple の共同創業者である Steve Jobs 氏の自伝を読んでいるときに思いついたという。
「新しい図書館がどのようなものになるか知りたければ、Apple ストアを訪れてみてほしい」とのこと。
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BiblioTech 完成予想イメージ (出典:San Antonio Express-News) |
新しい図書館では、住人は館内の PC を利用して書籍を読める他、電子書籍リーダーの貸出も受けることができる。Wolff 氏は、住人の中にはこの100ドルもするデバイスを紛失するものもいるかもしれないが、デバイスが盗難される可能性は低いと語っている。
「図書館は、利用者の名前や住所を把握している。利用者は書籍を借りるのと同様に、電子書籍リーダーを2週間借りることができる。だが2週間後、電子書籍リーダーは使用できなくなるので、それを手元に置いておきたいと考える人はいないだろう」
ということだ。価値がないものを持っていても…ということか。
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BiblioTech 建築予定地 紙は、無くならないだろうと思っていたが、将来、完全にペーパーレスになる時代が来るかもしれないということも予想できる。 日本でも、新聞も読まない人、特に若い世代が多くなっているという。 書籍、新聞などは、自由に持ち運びできる”質感”がいいので、なかなか電子書籍には移行できないのだが・・・。 |
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