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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「セカンドバージン」(2011)</span>

 

 
映画「セカンドバージン」(2011)は、NHKも、お堅いイメージを壊そうと思ったのか、大石静脚本によるドラマ「セカンドバージン」(2010年10-12月、未見)を放送して、三角関係、不倫ドラマを放送し、話題になったが、その映画化。
 
深夜(11:45~)NHK BSプレミアムで放送されたので見た。
さすがにこのタイトルでは、映画館に足を運びにくい?
 
主演は、ドラマと同じ鈴木京香長谷川博巳深田恭子
 
鈴木京香は、三谷幸喜の初監督作品「ラヂオの時間」が印象的だったが、テレビドラマ「華麗なる一族」の愛人、映画「沈まぬ太陽」の主人公の妻など、幅広い役柄で、凛とした佇まいと上品さで、今や日本の代表的な女優の一人。
 
鈴木京香も「セカンドバージン」の刺激的なタイトルで、最初は戸惑ったというのを読んだことがあるが、体当たりしたようだ。
 
長谷川博巳は、この映画の後、昨年の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」で、一家の柱(父親)で存在感を示していたが、メジャーになったのが「セカンドバージン」だったろう。
 
この映画を見ていると、「サヨナライツカ」(タイが舞台)とダブル印象。
 

 
ストーリー:
出版業界では名の知れた辣腕専務、中村るい(鈴木京香)は、出張先のマレーシアで鈴木行(こう)(長谷川博己)と運命の再会をする。

彼はるいよりも17歳下で既に万理江(深田恭子)という妻もいたが、かつてふたりは激しく愛し合った恋人同士だった。

日本から遠く離れた異国の地での思いがけない再会―――
しかし、行(こう)はるいの目の前で突然銃弾に倒れてしまう。
 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
なぜ、行はこんなことになったのか・・・?
なぜ、5年前、何も言わずにるいの前から突然姿を消したのか・・・?

コーランが遠く聞こえる中、生死の境をさまよう行。触れられるほどそばにいるのに、切ないほど彼を遠く感じるるい。そしてふたりの前に思いがけない人物が現れる(Gooより)。
 
ドラマを見ていなかったので、簡潔にダイジェスト版にしているのか、人間関係も薄っぺらで、期待ほどではなかったというのが正直なところだ。行(こう)が、マレーシアに渡ったのは、実は、るいが、”強すぎる”女性だったからで、それに耐えられなかったのだという。るいにとっては、まさか・・・という理解しがたい現実だったに違いない。
 
るいも「確かに、あなた(行)と知り合うまでは、仕事も順調で自信もあったかもしれないが、今は違う」と語っていたのだが。顔を負傷した行は「こんな自分に興味があるという理由がない」と言い放つ。手あかのついた言葉であえていえば、惚れた女の弱みというのか。
 
ラストシーンは、ややぼかしているのか、はっきりしないエンディングだった。
 
 
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