「007 ワールド・イズノット・イナフ」(The World Is Not Enough)
昨日(10月7日)、「Imagica BS」で放送されていたので見た。
冒頭のモーター・ボートによる追っかけ(チェイス)から海や雪山を舞台に、手に汗握るアクション・シーンが続く。
また、ヘリコプター・カッターと呼ばれる電動のこぎりは、自動車を真っ二つに切り裂いてしまう破壊兵器。ソフィー・マルソー(かつて「ラ・ブーム」などで人気があった)が悪役のボンド・ガールを演じているが、ボンドによって銃で殺されてしまう。
ボンドは、石油王のロバート・キング卿に返金される大金を奪取する事に成功。
だが、その大金には爆弾が仕掛けられていて、キング卿が付けていたピンは起爆装置にすり替えられていた。キング卿がMI6内で大金を確認すると同時に爆弾が起爆。キング卿は爆死した。
ボンドは犯人と思われる女暗殺者を追うが、激しいボートチェイスの末、女暗殺者は気球と共に自爆する。
真犯人は009に銃弾を頭に撃ち込まれるも死なず、そのせいで痛みを感じない体となった不死身のテロリスト「レナード」だと睨んだMI6は、キング卿の娘であり、レナードに誘拐された経験があるエレクトラ・キングが次に狙われると判断。ボンドが、エレクトラの警護にあたった。
そんな時、レナードによって核弾頭が盗まれ、キング社の石油パイプラインにその核弾頭が仕掛けられる。ボンドは、科学者のクリスマス・ジョーンズや元KGBのヴァレンティン・ズコフスキーらと協力しながら、レナードを追ううちにレナードの背後に潜む本当の黒幕と石油独占計画を知る(Gooより)。
007シリーズは、ブロスナンの前のボンド役、テイモシー・ダルトンの2作が興行的に失敗し、007シリーズ自体の人気が下降気味になっていたが、ブロスナンのキレのいいアクションと動きで、人気も復活したといわれている。確かに動きがシャープで、紳士的でスマートさが備わり、初代ボンド以来の最高のボンドといわれたようだ。
タイトルの「ワールド・イズ・ノット・イナフ」(世界を手に入れてもまだ足りない)はボンド家の家訓といわれ、ボンドが囚われ拷問されている時に口走っている。
ブロスナンのボンド映画:
「007 ゴールデンアイ」 GoldenEye(1995年)
「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」Tomorrow Never Dies(1997年)
「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」 The World is Not Enough(1999年)
「007 ダイ・アナザー・デイ」Die Another Day(2002年)
↑タイトルは、すべてオリジナル通りの”カタカナ”だが、どうも意味が伝わりにくい。
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