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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「犬と私の10の約束」(2008)</span>

 

 
映画「なくもんか」の中での、竹内結子のセリフに「動物(犬)、子供、貧乏は泣かせる三大要素だ!」というのがある。

犬がでる映画でも「なくもんか」と身構えて「犬と私の10の約束」(2008)を見たが、泣かされてしまった!
 
犬の10か条の7項目あたりを読まれただけで、うるうるとなってしまう。
父親が大学病院の医師(豊川悦司で、美人の母(高島礼子)と暮らすあかりにとって、自分の誕生日にも、仕事で帰れない父にいらだち。母が亡くなり、自身が獣医になって、初めてわかる仕事と家のこと。
 

 
父・祐一は、腕がある医者だが、家事は妻任せだったため、料理も何もできず悪戦苦闘。ネクタイで、口を拭いたり、ソーセージを丸かじりしたり・・・。”犬”に助けられた家族の絆。あかりと恋人との仲介も”犬”。母が口づさんでいた曲「タイムアフター・タイム」の曲にだけ反応して、尻尾を振る犬。
 
”あっち向いてホイ!”では、絶対に負けない、強い犬。
 
ソックスという名の犬を通して、救われたさまざまな人間模様。
 
・・・・・
 
函館で暮らすあかり(福田麻由子)は、大学病院に勤める父の祐一(豊川悦司)と母の芙美子(高島礼子)と3人で暮らしていた。ある日、そんな斉藤家に新しい家族がやってきた。
 
それは仔犬のゴールデンレトリバーだった。その犬は前足の片方が靴下をはいたように白いという特徴から“ソックス”と名付けらた。芙美子は「私と気長につきあってください」から始まる“10の約束”をあかりに教える。
 
私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください」・・・。
その頃から、芙美子は体調を崩して、入退院を繰り返すようになる。母を慮って暗くなるあかりの心情を照らしてくれるのは、ソックスの存在だった。
 
そして、母との永遠の別れの日がやってくる。悲しみに浸るあかりを、クラシック・ギタリストを目指す星進(佐藤祥太)も励ましてくれた。そんな彼がパリ留学する日も、祐一の仕事の都合で見送ることができなかった。
 
大学病院での仕事とあかりを天秤にかけた祐一は、辞表を出して開業医の道を選ぶ。それから7年、22歳になったあかり(田中麗奈)は、大学の獣医学部を経て獣医として就職する。ギタリストとして帰国した進(加瀬亮)とも再会を果たし、二人は恋に落ちた。
 
そんなある日、交通事故に遭った進は後遺症で指を自由に動かせなくなってしまう。あかりのことも避けるようになった進のもとに、ソックスが訪れる。セラピードックとしての資質を持つソックスは、ささくれた進の心情を癒して、再びギターを演奏できる身体にした。
 
とはいえ、社会人としても忙しくなったあかりはソックスと過ごせる時間も限られてきた。犬の寿命は、約10年。老いたソックスは、臨終の日を迎えようとしていた。命が燃え尽きようとするソックスを見守るあかりと進。昇天するソックスの身体を抱きしめて号泣するあかりの頭の中では、これまでソックスと過ごしてきた幸福な日々が走馬灯のように駆け抜けるのだった・・・(HPより)。
 

 
田中麗奈は、「容疑者 室井慎次」「夕凪の街 桜の国」などが印象に残るが、現在30代前半(32歳)の女優では、演技派の筆頭かもしれない。
 
犬に弱いひとには、「要注意」映画だ(とくにguchさんか)。

 
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