一部週刊誌の、電車の中吊り広告で「三國連太郎、老人ホームにいた!」の見出しには驚いた。俳優としては日本で最高齢に近い89歳と高齢ではあるが、つい最近まで、映画に出演していたので、ほんとか?と思った。
Yahooなどの記事によると、数多くの名作に出演している名優、三國連太郎(89)が、体調不良のため今年春から首都圏近郊の療養型病院に入院していることが分かった。〈老人ホームに入っていた!〉と衝撃的な見出しで報じている週刊誌もある。背骨を痛めたといい、一時寝たきりになったが、リハビリの結果、今は歩けるまでに回復しているという。
実際、今年4月公開の「わが母の記」(原田眞人監督)でも短いシーンながら重要な役で登場(ん、記憶にない?)。その名優も「老い」から来る体力の衰えは受け入れざるを得ない。三國のマネジメント関係者は、療養生活を送っていることを認めた上で、こう説明する。
「詳しくは話せないが、治療していたところが悪化して足腰が弱くなったが、それ以外は全く問題がないし、かなり回復してきている。今も現役の俳優として仕事に意欲を燃やしています」
病床でも映画の新しい企画に目を通しているという。
6日発売の週刊文春では「老人ホームに入っていた!」として、病院での三國の様子をリポート。問いかけに対し、「体調はいいですよ」「まぁ、歩いたり運動をよくしています」と応じたという。
良く知る映画関係者は、三國が日頃から「なんでマスコミは年齢を必ず書くんだ。役者に年齢は関係ないんだ」「僕はずっと三國連太郎として生きる」と“生涯一俳優”への執念を見せていたことを明かした上で、こう話す。
「最近は取材でも談笑の場でも、高齢者によくありがちな、同じ話題を繰り返すことが目立つようになって、その都度、「その話はさっきしたでしょう」と指摘されることもありました。当たり前ですが、あの三國さんといえども年を取るんですね」
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外国では、クリストファー・プラマー(82)、新作「人生の特等席」来年「エクスペンダブル3」が控えるクリント・イーストウッド(82)、
三國連太郎も、必ず映画に復帰して、90代になっても渋い演技を見たいものだ。
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