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<span itemprop="headline">TV「東野圭吾ミステリーズ」(第5話)</span>

 
 
東野圭吾ミステリーズ」(第5話)は、俳優・女優に魅力を感じない二人だったのに加えて、これでおしまい?という、だんだんこのシリーズも「尻下がり」につまらなくなっていくように思われる。
 
最初から、意味ありげな表情の反町隆史だが、結局のところ、「誤解」と「思い込み」だったで終わるシンプルな話だった、
 

 
石油ストーブの事故で、一酸化炭素中毒で亡くなった(とみられた)娘。

会社の書類を誤って持って帰ってしまった事から、急ぎでコンビニからファックスを送ろうとした中川伸彦(反町隆史は、運悪く強盗事件に巻き込まれて意識を失ってしまう。
 
その頃、娘の宏子は、ストーブにより窒息死してしまう・・・。
前妻との娘だった宏子のお母さんになると張り切っていた再婚相手の尚美(加藤あい)。宏子の1周期が終わり、ようやく新婚旅行で沖縄へ出かけた伸彦と尚美。
伸彦には、頭にひっかかり気になることがあった。
 
宏子と尚美は、どうやらあまり仲はよくなかったようだが、「あの娘がいる限り、自分はあなたの奥さんにはなれない」と語っていた尚美。
気になっていたことにダイレクトに質問を浴びせる信彦。
「答えてくれ。 宏子は、君が殺したのか・・・・・?」

あの日、灯油が切れかかったストーブが危険だと思って、眠っている宏子を気遣いストーブを消して外へ出た伸彦だったが、帰ってくると、灯油の量が増えており、近所の人も、尚美が灯油を運んでいるのを見たという。疑念が募っていたのだ。

「違う、と言ってくれ」という信彦に、肯定も否定もしない尚子。
ただ「殺して!」というばかり。
 
「やはりそうだったのか」と思う信彦だが、現実は違っていた、というストーリー。
 
たまたま飛行機で乗り合わせた中年夫婦が、たまたま、新婚カップルらしい伸彦と尚美の会話をそれとなく聞いているうちに、大きく関わってくるのだが、やや説教的で、あまり・・・だった。

「誤解というものは、相手の行動だけを考えていると、なかなか解けないもんですよ」
意味深に映し出されていた大きなトランクが、何か意味ありそうに映し出される。
尚美の遺体か!?
 
信彦は思い出す。あの時、コンビニに行く前に、本当は会社までもって行こうとして、バイクのエンジンをかけたままだった。そのエンジンの排気ガスが部屋に充満したのだ。ストーブで死んだというふうにしたのは、伸彦を思っての尚子だった。
 
うーん、いまいち。やや薄っぺらで、説教がましいところが、今ひとつ。
このドラマ、やや当たり外れがあるようだ。役者に負うところが大きい。
長澤まさみほかが出演の第6話に期待。
 
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