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<span itemprop="headline">TV「トッカン 特別国税徴収官」(第2話)</span>


「トッカン 特別国税徴収官」 第2話
 
トッカン 特別国税徴収官」(第2話)「思い出の差し押さえはやめて!隠し財産は私が暴きます!」を見た。

鈴宮(井上真央)は、今回は税金滞納者・堂柿(西岡徳馬)の案件を担当することになった。
 
健康食品「グリーンフーズ」の輸入会社社長だった堂柿は、4年前に妻に先立たれ、そのころから会社の資金繰りが悪化し、消費税約600万円を滞納していた。会社は実質休業状態で、本人は年金暮らし(収入は、国民年金だけ、というのだが・・・)をしているという。

税務署の窓口で堂柿は「何十年も汗水垂らして税金を納めてきたのに、身ぐるみはがすなら死んだ方がましだ!」と、差押予告書を破り捨てて帰って行った。

鈴宮は特別徴収官=トッカン)の鏡(北村有起哉)から「金目のものをS(=差押え)してこい」と命じられ、堂柿の会社兼自宅に向かう。
 


1階の店舗部分には商品が放置され、会社が廃業状態にあるのは確かだった。
銀行口座に入る収入も確かに年金のみ。鈴宮は3階の住居部分を捜索し、デジカメで室内の写真を撮るが、やはり金目のものは何もなかった。空き家だという2階部分には、壁にカーテンだけがかかっていた。

「誰かが住んでいるように見えるか」という堂柿に、鈴宮は「もし誰かが住んでいたら、家賃収入で追徴課税がされる」と畳みかけてしまい、堂柿の怒りを買う。
鈴宮は鏡に「Sできそうなものはない」と報告するが、鏡は鈴宮がデジカメで撮った映像を見て「洗い直せ」と命じる。

再び調査を始めた鈴宮は、堂柿が自宅近くの寺の墓前にしばしば通っていることを知る。それは妻の墓だった。住職によると堂柿は2年前に新しくこの寺に墓を建て、妻の骨を実家の墓から移し、足繁く墓参りに来ているという。
 
妻思いの堂柿に、鈴宮は少し同情に似た気持ちを抱き始める。

しかし報告を聞いた鏡は「ずいぶん立派な墓だな」と墓の価値を算段し始める。
トッカンはお墓まで差し押さえるつもりなのか?!
――驚く鈴宮に、鏡は「いやなら金を探し出せ、必ずあるはずだ」と言い切る。

鈴宮は、ホワイトボードの行き先(用件)に”張り込み” や”聞き込み”と記入。
同僚たちからは、「みろ、ここは警察か?」と冷やかす。
 
そんななか鈴宮は空き家のはずの2階から若いカップルが降りてくるのを目撃する。2階にはやはり人が住んでいたのか――?

鈴宮は堂柿を問い詰めるが、堂柿はあくまでも否定する。そのとき鏡が現れ、二人を伴ってある場所へ向かう。鏡は一体、何をしようというのか――?!
 
墓が、あんな風な、”隠れ蓑”だったとは・・・!!!
(未見の人に、言ってしまうと、金庫を隠していたのだ!)
 
ドラマ自体が、やや、陰気だが、井上真央の演技が、これまでにないさえない役柄をうまく演じていて、なかなかいい。眼鏡越しの、おどおどした態度など、素の美人度はゼロ。高級クラブのママからは、「そんなことをしていて、楽しいの?」とグサリとくる言葉もあるが、めげずに頑張る。それには、幼いころに味わった深いわけがあるのだが・・・。
 

 
 
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