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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">特別ドラマ「20年後の君へ」(TBS)見る。</span>

 
 

 
7月1日(日)夜9時から放送されたNTTドコモ20周年スペシャルドラマ「夢の扉 特別編「20年後の君へ」(TBS)」を見た(最初のほうは見逃したが)。
 
バラバラだった家族が、それぞれの夢と目標に向かって、「壁」と闘いながら、希望を見出し、絆を深めていく。
 
澤田雄一郎 (中井貴一) は、一流商社で海外インフラビジネスを手がけるエリートサラリーマン。美人で料理上手な妻・佳乃 (原田美枝子)、東大を卒業し経産省勤務の長男・大地 (田中圭)ワシントン大学に留学中の長女・麻理子 (忽那汐里) の4人家族で、自身は役員昇進も近いと噂され全てが順風満帆だと信じて疑わなかった・・・。
 
中井貴一が、連ドラ「最期から二番目の恋」の後に取り組んだ単発ドラマだが、実話をベースに、様々な分野で、障害と闘いながら取り組む人たちの頑張りようと希望を描いた、元気が無くなった日本を応援する様なメッセージの入ったドラマだった。
 
家政婦のミタ」で長女役だった忽那汐里(くつな・しおり)が、外国(バングラデッシュ)を舞台に、英語で現地の人たちを使って仕事を立ち上げていく。オーストラリア・シドニーで生まれ、14歳までいたという、英語がほぼネイティブで、日本人・女優でもこんなバイリンギャルが活躍してくると、国際的にも活躍の場がありそうだ。まだ19歳。堂々と英語でコミュニケーションができる女優・俳優の登場は、今後が楽しみ。
 
その英語力は、こちら:http://www.youtube.com/watch?v=FLRCnbS4Q3g
オーストラリア在住のguchさんに聞いてみたい(笑)。なかなかのものでしょう?
 
澤田雄一郎(中井貴一)が、バングラデッシュで、かばん作りに取り組む娘・麻理子(忽那汐里)が、現地では、なかなか受け入れられず、あきらめて家に戻って来たときに、いう。
 
「親としては、ワシントン大学に戻って安定した生活をしてくれることを望むが、本当にそれでいいのか。自分の目指しているものを、簡単にあきらめるのか。逃げ場所に行っても、また同じことが起こる。また、そこが合わないから、やめる。その繰り返しになり、人生に何も残らない」と。麻理子は、腹を決め再びバングラデッシュに戻り、現地の人たちと溶け込み、成功していく。
 
そもそもバングラデシュへの出張で雄一郎の人生が大きく変わる。
インドの東に位置するバングラデシュは、日本の四分の一しかない国土面積に一億五千万人が暮らす、人口密度世界一。大半の人間が一日80円以下で暮らす、アジア最貧国だ。
 
ある日、バングラデシュに出張で訪れた雄一郎は、アメリカにいるはずの麻理子と遭遇する。驚く父に、麻理子はバングラデシュの子どもたちを支援する NGO を主催している 石川 (向井理) の元でボランティアをしているのだという・・・(HPより)。
 

 
 
バングラデシュの人たちを豊かにするために何かをしたい 」 と夢を話すが、雄一郎は一方的に反対する。そんな父に愛想をつかした麻理子は、兄や母が雄一郎に抱いている不満を思わず口にする。
 
一方、妻の佳乃(原田美枝子)の「子どもの夢を応援したい 」 という佳乃に声を荒げる雄一郎は、衝撃的な言葉を聞くことに。長年連れ添った妻から 「 自分の人生を生きてみたい 」 と告白されたのだ。
 
翌日、雄一郎は息子・大地が働く中山造園を訪れる。経営者の 中山 (坂口憲二) は、自然の石で壁を作る事業に取り組んでいて、大地も “最強の壁” を作るのが夢だと言う。
 
そんな中、突然雄一郎に下されたガンの宣告。家族のために必死で働いてきたはずなのに、気付けば家族はバラバラ…。
 
雄一郎は、残されたわずかな時間で 「 家族の夢を応援する 」 ことを決意する。
 
”メイド・イン・バングラデシュ”のバッグを作る・・・。
”世界最強の壁”を作る・・・。
”美味しい野菜を作る”・・・。
 
様々な壁にぶつかりながらも、夢を見て未来を切り開いていく人々の姿をハートフルに描いていた。雄一郎がガンに侵されていることを妻も察知するが、やがて雄一郎が亡くなり49日の法要の際に、十数年前のビデオを皆で観るシーンがいい。その時に、雄一郎が、自身の夢を聞かれて、「皆(家族)の夢を実現するためにサポートすることだ」という場面で、麻理子たちも、父親の本当の優しさに気付くのだった。
 
携帯電話のドコモの20周年特別企画のドラマで、20年間の「携帯」の歴史がCMとして登場し、懐かしい。20年前なんて、遠い昔のことのようだ。
 
 
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