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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「カエルの王女さま」(第5話)</span>

 

 
カエルの王女さま」(第5話)は、歌に「セクシーさ」をとりいれようというのだが。
 
澪(みお)(天海祐希)率いるシャンソンズを取り上げたテレビ番組が放送された。だが、その映像に付け加えられていたのは、音楽堂の取り壊しとともにシャンソンズの歴史も終わる、というナレーションだった。

澪は、忠子(石田ゆり子)とともに、市長の清忠(岸部一徳)に詰め寄った、すると清忠は、テレビ局からの問い合わせに応えただけであり、あとは演出上の問題だ、とうそぶく。
清忠は、忠子の夫・哲郎(小泉孝太郎)に、「あの女がアキレス腱だとにらむ」澪の経歴を徹底的に調べるよう指示していた。そこで哲郎は、シャンソンズのメンバーでもある玲奈(片瀬那奈)にその役目を頼む。玲奈が、澪にブロードウエイのことを聞くと、「なぜ、そんなにしつこく付きまとうのか」といぶかるが「オフ・オフ・ブロードウエイなど、あなたにはわからないことだ」とはぐらかし、できるだけ過去に触れないようにする。

就職活動中のまひる大島優子)は、初めて一次面接をクリアし、二次面接に挑もうとしていた。そんなまひるに、同じ安見学園大学に通う学生から、シャンソンズへの出演依頼が舞い込む。
 
シャンソンズが出た番組を見ていた学園祭の実行委員が、出演取り止めになったアーティストの代わりにライブをやってほしい、とまひるに依頼したのだ。

まひるからその報告を受けた澪は、最初は乗り気ではなかったが、安見学園大学の五月祭が全国ネットのニュース番組で流れたことがあると知ると、俄然やる気になる。忠子や香奈絵(久野綾希子)も、由芽市の合併先でもある安見市でシャンソンズの健在ぶりを示すことは大きな意味がある、と言って賛成した。

澪は、いまのシャンソンズに足りないのは「セクシーさ」だとして、今回は「ダンスナンバー」に取り組むとメンバーに告げた。澪は、実力主義でセンターを決めると宣言し、さっそくレッスンを開始する。澪は、目の前に一希(玉山鉄二)を座らせ、彼を誘惑するつもりで踊るよう命じた・・・(HPより)。
 
 玲奈(片瀬那奈)のすらりとした脚線美は魅力的だ(モデル出身か、道理で:おっと脱線)が、玲奈は、これまで、一生懸命物事に取り組んできたが、「常に2番手だった」という。哲郎(小泉孝太郎)に想いを寄せているのだが、「結婚していなかったとして、自分は二番手なのか」と哲郎に問い詰めるが、お茶を濁される。澪に「一番じゃなければだめなんです」と訴えるが、澪も、実は、ブロードウエイでも「代役」という負い目があるが、常に前向きにとらえているので、「私たちは、いつだってファイター(戦う人)よ」とポジティブに物事に挑戦していく。
 

 
玲奈は、澪について調べているうちに、くしゃくしゃになった手紙を見てしまう。そこには、ブロードウエイで活躍していたというのは真実ではなく、ニューヨークのかつてのボスから、「代役しかできない、実力が伴っていないあんたは、クビだ(fire)という文字が飛び込んでくる。澪のブロードウエイでの真実を知ってしまった玲奈は、どのような対応をしていくのか・・・。
 
その頃、市長は、自分の娘婿・哲郎(小泉孝太郎)が、ほかの女(玲奈)と密会していると思われる現場を目撃してしまう。一方で、市の財政難から、隣町から合併の話があり、乗り気でいたのだが、相手市長の娘が、シャンソンズの歌が聴きたいと言って、清忠(岸部一徳)も、頭を抱えるが・・・。シャンソンズの追放、音楽堂の取り壊しで、リサイクル施設を作ることが合併の条件という狭間で・・・。
 
今回の見どころは、「キューティ・ハニー」の曲での振付と歌。
「”セクシーさ”は、ただ腰を振ればいいというものではない」と不満の声をあげるが、
一人でまひる大島優子)におどりをさせると、これがリズムに乗って、メンバーをくぎ付けにする。まひるは、小さいころにダンスを習っていたということもあり、内気な性格ながら、音楽に合わせて、自然に動けばいいという澪のアドバイスで踊ったところ、うまく踊っていたので、澪は、まひるにセンターで踊るように伝える。
 
澪と清忠(岸部一徳)との直接対決の様相も強まってきた。
 
娘の忠子からも、「お父さんだって、かつては音楽をやっていたじゃないの」と痛いところを突かれる。「そのことは置いといて」と逃げるのだが、このあたりは、岸部の現実とだぶり(元「ザ・タイガース」のメンバー”サリー”)おもしろい。そういえば先日、テレビで、まったく同じネクタイ背広で、沢田研二らと「シーサイド・バウンド」などを歌っていて、歌手としての「顔」をのぞかせていた。
 
これからさらにおもしろくなってきそうだ。
 
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