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<span itemprop="headline">映画「The Lady 引き裂かれた愛」(2012)・・・7月21日公開。</span>


映画「The Lady ひき裂かれた愛」予告編
 


 
「The Lady 引き裂かれた愛」が、角川映画の配給で、7月21日に公開される。
非暴力を貫いてミャンマー(旧ビルマ)の民主化に挑み、アジア人女性初となるノーベル平和賞を授与された活動家、アウンサンスーチーの実録ドラマ。
 
波乱と苦悩に満ちたアウンサンスーチーの生きざまが描かれる。日本では、「スー・チー」とよばれるが、正しくは「中グロ”・”」はなしだとか。
 
ミャンマー連邦共和国といえば、1989年までは、国名はビルマだった。新旧映画「ビルマの竪琴」などで知られる。
 
スーチーに関する書物をかつて読んだことがあるが、”信念”を曲げない性格で、立ち居姿で、背筋を伸ばし、きりっとしている姿が印象に残る。確か小さいころに母親から、姿勢をよくするために頭の上に書物を載せて、立たせたり、歩かせたりしたというエピソードがあったようだ。
 
イギリス留学時代に知り合った夫はイギリスにもどり、離れ離れになり、夫の死にも立ち会えなかったスーチー自身は、軍事政権下で、何度も「自宅軟禁」という外出禁止の状況が続いた。ようやく、民主化の兆しが見えてきて、映画化のタイミングになったのか。
 

 
長きにわたる同国軍事政権との戦いと ­、それを支えてきたイギリス人の夫と息子たちとのきずな。この映画を監督するのは、「レオン」「フィフス・エレメント」などのリュック・ベッソン
 
スーチーを演じるのは、中国の生んだ国際派女優、ミシェル・ヨー
ミシェル・ヨーは、チャン・ツィイーが、売り出し中だった頃の映画「グリーン・デスティニー」での圧倒的な存在感が印象に残る。
 
SAYURI」にも、チャン・ツィイーと出演していたが、”格”の違いを見せつけた。
「LOVERS」(2004)で、チャン・ツィイーの大ファンになったfpdだが、アメリカ進出では、「ラッシュ・アワー」シリーズの一部で出ていたがぱっとしないなと思った。
 
「007/ ­トゥモロー・ネバー・ダイ」にも主演したミシェル・ヨーが、今回の「The
Lady」では、ビルマ語のセリフを完全習得しただけでなく、本人のしぐさやなまりまでも研究し熱演しているという。スーチーの愛読書もすべて読破したというから、女優もすさまじい。予告編を見る限りでも、そっくりの印象だ。

このところ、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」にしても、女性のリーダーを描く映画が多い。単館公開で拡大ロードショーではないが、必見の映画になりそうだ。
 
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