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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">俳優:中井貴一(「最後から二番目の恋」)</span>

 
最後から二番目の恋」は、大人の青春ドラマ。
 
第5話(2月9日)では、物語は単調ながら引き込まれた。千明(小泉今日子)の話し方が、常に突き刺さるようなとげとげしさを感じる鎌倉市役所観光推進課職員・長倉和平(中井貴一)が、「大人の鎌倉散歩」イベントを開催する。
 
このイベントに、千明と女友達の啓子(森口博子)と翔子(渡辺真起子)のアラフォー独身3人組が参加する。和平は、同僚がガイドに参加できなくなり、観光ガイドを引き受けるが、まさかの千明らのツアー参加に困惑する・・・。
 

 
中井の「え、なんで?」という困ったような顔つき、千明と帰宅途中の歩きながらの会話で、千明の言葉に「あなたの話し方はいつも、”トゲ”がありますよね。」というと、すかざず「これ普通なんですけどねぇ」とおどけてやり返す千明。

「バラの花にはトゲがあるっていいますからね」と独り言か、千明に言っているのかぶつぶつ・・・。そんな二人の他愛ない会話が毎回続き、現実味があっておもしろい。
 
和平は、弟、妹たちのそれぞれ抱える悩み、問題などにも兄貴として心配するのだが、うるさがられるだけで・・・。弟が持病の検査を拒んでいるが、それは将来のなにかの伏線なのかも気になる。
 
このドラマ「加齢なる試練」を迎えながら「華麗なる結末」を迎えるというのだが・・・。
 
このところの中井貴一(50歳)が、おもしろい。
堅物で真面目なサラリーマンや、コメディがいい。
 
初めて見たのは、テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」。
映画は「連合艦隊」がデビュー作だったろう。
 
佐藤浩市とは俳優二世の同世代で親しく、お互いに「親がいない」(実際は、佐藤の父親・三國連太郎は健在だが)といいあう仲だという。
 
中井の父親は、名優・佐田啓二(「喜びも悲しみも幾年月」)で、物心つく前に他界。佐藤の父・三国連太郎は、現在89歳で現役だが、佐藤とはしばらく意見も合わず距離があったようで、いないのも同然ということで、中井も親近感を覚えたのか。
 
中井の印象的な映画:(代表作とされる「ビルマの竪琴」が未見)

1.「壬生義士伝」・・・武士なども合う。
2.「寝ずの番」・・・コメディセンス抜群。超おすすめ!
3.「燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY」・・・米国での日本人ビジネス戦士。
4.「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」・・・第二の人生の選択。
5.「亡国のイージス」・・・珍しいテロリストの悪役。

その他「ステキな金縛り」「HERO」「プリンセス・トヨトミ」など。