中心で、愛をさけぶ」(2004)だった。「セカチュー」と略され、原作、ドラマ、映画、舞台と大ヒットした。イケメンからは程遠い、ごっつい田舎っぺの高校生のようだなと思った(笑)。
その後、数年ぶりに長澤と森山は「モテキ」で再共演。
森山は、長澤の胸を思わず触るシーンがあって、「それはどういう意味?」とキッ~と睨まれたかと思うと、今度は、長澤が飲み物を口移しに森山にのませるシーンもあって、エロチック。あの吉永小百合の再来かと思わせた長澤の清純派のイメージはもはやなく、魔性の女がいた(爆)。
長澤まさみのほか、「百万円と苦虫女」では、蒼井優と共演した。これは、オムニバス形式のような作品だが、そのヒトこまに登場した森山未来とのエピソードが最も印象的だった。「モテキ」では、真木よう子、麻生久美子も共演、モテ男・森山に絡んでいる。
最新作の「Always 三丁目の夕日 '64」では、なんとメイン・キャストの一人、六ちゃんこと堀北真希の恋人
役で、結婚するという医師を演じている。六ち
ゃんは、たまたま手にあざができて、外科医の先生(森山未来)に診てもらったことがきっかけで、毎朝、森山の通勤途上で、あいさつすることだけのために、汚れた修理服でなく、正装して、偶然すれ違ったかのように挨拶を交わすのだった。
役で、結婚するという医師を演じている。六ち
ゃんは、たまたま手にあざができて、外科医の先生(森山未来)に診てもらったことがきっかけで、毎朝、森山の通勤途上で、あいさつすることだけのために、汚れた修理服でなく、正装して、偶然すれ違ったかのように挨拶を交わすのだった。
一方の森山医師は、すでに六ちゃんの仕事については、お見通しで、車をわざと故障させて、鈴木オートに修理に来るのだった。
そんな時、森山の悪いうわさが聞こえてくる。
だれかれとなく女性に声をかけるというのだ。そういう現場も、六ちゃんは目撃する。
あるときなど、裏町の場末のいかがわしい通りに森山が入っていき、数人の女性に
囲まれたりしている。
「モテキ」の延長のような、モテモテの映画かと思ったら、まったくそうではなくて、ボランティアで、病気や治療に当たっていたのだった。七・三に髪を分けて、ビシッとした
エリートのようないでたちの森山だったが、修理工場で汗水たらして一生懸命の六ちゃんに好意を持ったというわけだ。
森山というのは、風貌がむかしの侍風で、決して、玉木宏のような二枚目ではないが、雰囲気的には、「第2の香川照之」のような、とぼけたような、それでいて存在感のある個性的な俳優が似合うのではないかと思った。
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