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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「RED/レッド」(2011)


映画「RED/レッド」予告編
 
 
 RED/レッド」は今年1月に公開されたアメリカ映画。
 「RED」は、「Retired(引退した)」「Extremely(超)」「Dangerous(危険人物)」の略。(赤色でも浦和レッズでもない。ウオーレン・ベイティ主演の「レッド」という映画もあったが。)
 
CIAなどを引退した男とその仲間の年寄りエージェントが再結集して、暴れまわる、B級アクション映画で、コメディ要素も強い。
 
かつての仲間が集まってきたときのモーガン・フリーマンのセリフ:バンドの再結成だ!
 
ブルース・ウィリスモーガン・フリーマンジョン・マルコヴィッチヘレン・ミレン、アーネスト・ボーググナイン、リチャード・ドレイファスなど、ベテランの俳優・女優が登場し、銃撃戦を楽しんでいる映画。
 
静かな引退生活を送る元CIAの男フランクが昔の仲間たちと共に巨大な陰謀に立ち向かう姿を描くアクション。
 
フランク(ブルース・ウィリス)は、かつて腕利きのCIAエージェントだったが、今は引退、田舎町で一人穏やかに暮らしている。そんな彼の唯一の楽しみは、役所に勤めるOLサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話でおしゃべりをすることだった。
 
ある夜更け、フランクは家の中に3人の侵入者を察知。最新銃火器武装したコマンドを一人ずつ倒した彼は、さらに家の外から容赦ない銃弾を浴びせかけてきた敵もあっさり葬り去り、サラの家へと車を走らせた。
 
 
フランクは、自分はついさっき暗殺されかけ、政府監視下にあって電話も盗聴されていたので救いに来た、とサラに話すが彼女は信じない。だが二人が言い争う中、アパート前に新たな暗殺者たちが現れる。
 
フランクはその目を逃れ、裏口から抜け出て嫌がるサラを車に押し込んだ。モーテルのベッドにサラを縛りつけて、フランクはかつての上司、ジョー(モーガン・フリーマン)が住む老人介護施設を訪れる。

 
ジョーは80歳を過ぎ、末期の肝臓がんを患っていた。CIAの知人に裏から手を廻したジョーは、フランクの襲撃者たちの指紋から身元を調べさせ、同じグループがつい最近NYタイムズ紙の女性記者を密殺した疑いがあることを知る。
 
一方、モーテルでは、若きCIAエージェントのクーパー(カール・アーバン)が、上司ウィルクス(レベッカ・ピジョン)の密命を受け、サラを連れ去ろうとしていた。ちょうど戻ってきたフランクは、サラを奪い返し、銃撃戦とカーチェイスを繰り広げた末、その場から脱出する。
 
殺されたNYタイムズ記者の実家を訪ねた二人は、彼女が母親に宛てた一枚の絵はがきを見せられる。フランクはそこに記された暗号を解き、コロンビア大学の膨大な蔵書の中の一冊から一枚のメモを発見。
 

それはフランク他9人の名が記された暗殺リストだった。二人はリストに名前があったフランクのかつての同僚かつ宿敵、マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)を訪ね,リストの名前の謎を解くが・・・(Gooより)。

 
驚いたのは「クイーン」でエリザベス女王を演じたヘレン・ミレンが、マシンガンをガンガン・・・というのは見どころだった。「これってわくわくする」(ヴィクトリア=ヘレン・ミレン)というセリフもあった(笑)。
 
この映画では、小型銃から、自動小銃まで、銃がこれでもかと登場する。
銃マニアはわくわくかもしれない。
 
この映画で印象に残ったセリフは、若いCIAに対して、元CIAのフランクが言うセリフ。「歳をとると視野が広がる」。ダテに歳をとっているのではないということで、
年配者には、心強い言葉だろう(笑)。 
 
映画は気楽に楽しめるアクションで、スカッとするところはある。
 
★★