日吉ミミと言って、知っている人は、少ないかもしれない。知っている人には懐かしい名前だ。
1970年に「男と女のお話」が大ヒットし、紅白歌合戦に出場を果たした日吉ミミが、10日、すい臓がんのため死去。64歳だった。
高いキーで、独特の歌声で、1970年当時、彗星のごとく現れて、「男と女のお話」が大ヒットした。一度聞いたら忘れないような、個性的な歌い方で、人気を得ていた。
世相で騒然とさせたのは、作家の三島由紀夫の割腹自殺。 大学の校舎で、そのニュースを聞き、驚いた記憶がある。
日吉ミミは、「男と女のお話」以外でも、「男と女の数え唄」「ひとの一生かくれんぼ」、「たかが人生じゃないの」などのヒット曲がある。
ご冥福を祈ります。