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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ロック ~わんこの島~」(2011)</span>


ロック ~わんこの島~(2011)
 
昨日(31日)はしばらくぶりに映画のハシゴだった。
午後2時から試写会「こち亀」(大手町・日経ホール)、夕方6時から「ロック ~わんこの島~」(新宿・バルト9)。
 
2000年の三宅島噴火の際の住民の一家族の物語。
こどもの視点で描かれ、子供のナレーションで進行していく。
ロックと名付けられた犬と家族の話だが、泣ける2大要素である「こども」と「動物」
(犬)だったが、感動が直接伝わってこなかったのが残念
 

 
俳優はすばらしい。
主演の麻生久美子佐藤隆の母ちゃん、父ちゃん、ボクのほか、おばあちゃん役の倍賞美津子、動物救急センターの看護師・原田美枝子、タクシー運転手の光石研など脇を固めている。麻生は、ロックに2度もおしっこをかけられるが、その時の麻生の声は、「こらぁ!」といった程度ではなく、ものすごいうめき声で圧倒される(爆)。麻生のコミカルな面も全開で、見どころが多かった。
 
それでいて、映画全体で迫るものがないのは?
 
犬とそれを守るこどものストーリーが中心で、子役が泣き叫んだり、犬を励ましたり、といったシーンが多かったが、それがしつこすぎたのか。展開もゆっくり・・・で、途中眠気すら覚えてしまう。映画を同じ日に2本目だから・・・だけではないようだ。
 

「3.11」で被災して、大変な思いをしている人たちが多い。あたかも、地震・噴火で逃げ延びた弱った「わんこ」への、「がんばれ、がんばれ、がんばれ・・・」という励ましは、被災者に向けられていたのか。
 
日本映画の女優では、No.1かNo.2の
お気に入り女優・麻生久美子がでていて、文句は言えないが、通常甘口のfpdでも、「金(半分)返せ!」の映画だった。映画には、必ずいいところがあるはず、という淀川さん流に考えているが、ちょっと、物足りない映画だった。
 
★★
 
 
 
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