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<span itemprop="headline">訃報:「日本沈没」のSF作家・小松左京、死去。80歳。</span>


日本沈没」 公開(1973)
 
 

訃報:小松左京さん80歳 「日本沈没」など執筆


 

SF作家の草分けで、「日本沈没」など都市文明を風刺した作品や未来学の提唱、万国博覧会のプロデュースなど幅広く活躍した作家、
小松左京さんが26日、肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去した。80歳。
 
一貫したテーマは「人類と文明」。
1973年の「日本沈没」で日本推理作家協会賞、1985年に「首都消失」で日本SF大賞を受賞した。
 
特に「日本沈没」は、当時の公害問題や石油危機などの社会不安を反映し、映画やドラマにもなった。
 
1970年の日本万国博覧会大阪万博)や1990年の「国際花と緑の博覧会」をプロデュースした。
 
2000年に斬新なSF小説などを対象にした「小松左京賞」を設立した。
 

1973年末に正月映画として映画「日本沈没」が公開された時は、世紀末(1999年)に向けて、地球滅亡などの予言小説(「ノストラダムスの大予言」)などが話題になっている時期であり、映画はヒットした。(テーマ曲は、五木ひろしが歌っていた。)
 
海外でも「日本沈没」は、「Tidal Wave」として、アメリカ版として公開された。当時は、現在のようにCG技術は発達しておらず、東宝特撮映画として、ミニチュアなどの合成だったような気がする。
 
映画「日本沈没」は2006年にリメイクされた。迫力では、リメイクが圧倒したが、映画的には、オリジナルのインパクトが大きかった。
 
小松左京という名前は、長年定着しているので、正直なところ、まだ80歳というのが
驚きだった。
 
ご冥福を祈ります。