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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画音楽:「黒いオルフェ」(歌:ペギー葉山バージョン)→「庄野真代」で。</span>

 
↑削除されているので再挑戦(庄野真代バージョンで)
 
 

黒いオルフェ」(1959、
ポルトガル語:Orfeu Negro)は、マルセル・カミュ監督のフランスブラジルイタリア合作映画同年の第12回カンヌ国際映画祭パルム・ドールアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。
 
TV放送の予告編:http://youtu.be/bBr28R2WDHA
以前一度紹介していた(こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/47842981.html)が、ペギー葉山の歌があったので取り上げた。
 
ギリシア神話オルペウスエウリュディケの物語の舞台を、カーニバルで盛り上がる公開当時のブラジル、リオデジャネイロに移している。アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim)の手がけたサウンドトラックにはルイス・ボンファ(Luiz Bonfá)による「カーニバルの朝」をはじめとしたボサノヴァの曲が含まれている。
 
またサンバ歌手・作曲家として知られるカルトーラがワンシーンだけ出演、また撮影時には妻のジカともども雑用として雇われたことで知られる。
 
悲劇のラブ・ストーリーだったが、ボサノバの音楽が印象深い。
リオのカーニバルというと、この映画を連想するくらい、映画としても面白かった。
 

 
こんな話:
田舎から出てきたユーリディスは、カーニバル見物のため市電に乗ってリオ・デ・ジャネイロへ赴く。同時にユーリディスは自身を追う謎の男から逃げていた。
 
一方、彼女の乗っていた市電の運転手であるオルフェは子供たちから慕われる歌とギターの名手だった。オルフェは、従姉妹のセラフィナを訪れたユーリディスと再会し、ミラという恋人がいるにも関わらず彼女と恋に落ちてしまう。
 
夜のリハーサルで、二人は独占欲の強いミラの目をかいくぐり愛を語らうが、その時もユーリディスを追う死の仮面を纏う謎の男が彼女を脅かしていた。愛を交わした夜が明け、祭りの当日セラフィナの計らいで衣装で姿を隠したユーリディスはオルフェと共に踊るが、夜になる頃嫉妬に狂ったミラに見つかり掴みかけられたが逃亡を図る。
 
ミラから逃げるうち、姿を現した死を司る仮面の男に追い詰められ逃げ込んだ市電の車庫で高圧線に手を掛けたユーリディスは、かけつけたオルフェがスイッチを入れたために感電死してしまうのだった。
 
 

 
ユーリディスの死に悲嘆にれたオルフェは、彼女を求めて彷徨い歩き祈祷所で彼女の声を聞くが、振り返った瞬間全ては偽りであったことに気づいてしまう。
 
夜が明け、死体置き場から彼女の亡骸を抱えて戻ったオルフェは怒り狂ったミラと対面する。家に火を着けられミラの投げた石が頭に当たったオルフェは、ユーリディスと共に崖から落ちて死んでしまう。二人は死によって結ばれ、全てが終わった後太陽の昇った丘で歌い踊る子供たちの姿は新たなオルフェの到来を予感させていた(Gooより)
 
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