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<span itemprop="headline">映画「狼の挽歌」(1970):音楽エンニオ・モリコ―ネ!</span>


エンニオ・モリコ―ネ音楽 映画「狼の挽歌」
 
1970年前後は、二枚目アラン・ドロンと、ひげ面チャールズ・ブロンソンの快進撃が続いていた。ふたりは「さらば友よ」(1968)で共演した後、三船敏郎主演の「レッド・サン」(1971)でも共演を果たしている。
 
ブロンソンは「雨の訪問者」で大成功を収めた後、矢継ぎ早にアクション映画を中心に出演していたが、この「狼の挽歌」はなかでも代表作の1本だ。ひげなしブロンソン(マフィアの「バラキ」や「ウエスタン」)は、いまいちだった(笑)。
 
 

狼の挽歌」は、1971年正月そうそうの1月13日、東銀座の松竹セントラルで見たが、娯楽的要素満載で、意外にもいい作品で驚いた。
 
車の追跡シーンなどは「ブリット」を彷彿とさせたし、映画のハイライトシーンでもあるエレベーターの狙撃シーンなどは、圧巻だった。
 
サスペンスを盛り上げたのは、なんといってもエンニオ・モリコ―ネの音楽だった。モリコ―ネは、マカロニ・ウエスタンや、イタリアマフィア映画など映画音楽の巨匠。
 
映画はタイトルバックから引き込まれた。
 
色彩も良かった。共演のジル・アイアランドは、ブロンソンの奥さんで、このころよく共演していた。ほかに、スキンヘッドで有名なテリー・サバラスが出演(「戦略大作戦」「女王陛下の007」、テレビの「刑事コジャック」ほか)。
 
☆☆☆