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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「遠すぎた橋」(1977)</span>



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
遠すぎた橋(1977)は、俳優として「大脱走」などで有名なリチャード・アッテンボローが監督した、オールスターによる第二次大戦を描いた戦争巨編。

史上最大の作戦」「レマゲン鉄橋」などと比べると、だいぶ見劣りがしたが、俳優、音楽は一級品だった。
 
コーネリアス・ライアン(「史上最大の作戦」)の「遥かなる橋」が原作。
1977年2月に日本では公開されたが、当時人気絶頂のロバート・レッドフォードジーン・ハックマンに加えて、ショーン・コネリーアンソニー・ホプキンスマイケル・ケインエリオット・グールド、さらにローレンス・オリヴィエといった往年の名優が出演している。
 
史上最大の作戦」は、ノルマンディー上陸作戦を描いていたが、「遠すぎた橋」は、ノルマンディー上陸作戦から三カ月後を描いている。ドイツ軍を追撃する連合軍は、戦力が二手に分かれていた。補給線が600キロにも伸びていた。パットン将軍のアメリカ第3軍は、南方ルート。モントゴメリー元帥のイギリス第21軍は北方ルートでそれぞれ進軍していた。
 
このため、どちらの補給を優先するかの問題も浮上していた。
 
シチリア上陸作戦以来、、パットン将軍に強いライバル意識を抱いていたモントゴメリー元帥は、「マーケット・ガーデン作戦」を立案、連合国軍最高司令官アイゼンハワー将軍を説得する。アイゼンハワーはなかなか承諾しなかったが、結局政治的圧力に屈した形になった。
 
この作戦で空挺部隊が敵中深く降下し、オランダとドイツの間の5つの橋を占領し、橋頭堡を築くことで補給問題を解消。機甲師団が駆け抜けて一気にオランダを解放、ドイツに進攻しクリスマスまでには戦争を終らせたいという思惑だった。
 
連合国軍は激しい戦闘の末、4つめの橋の占領に成功するが・・・。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
公開当時のコピーでは、「14大スター」の俳優が出演していると言われた。
出演俳優:(  )は代表作。今では実現不可能なオールスターだ。
 
ショーン・コネリー風とライオン、007シリーズ)
ライアン・オニール(ぺ一パームーン、ある愛の詩
エリオット・グールド(マッシュ)
ダーク・ボガード(ベニスに死す)
エドワード・フォックス(ジャッカルの日
⑪ローレンス・オリビエ(マランソマン)
⑫マクシミリアン・シェル(オデッサ・ファイルニュールンベルグ裁判
13ハーディー・クリューガー(シベールの日曜日
14リブ・ウルマン(叫びとささやき)
 

 
これだけの俳優を配したが、戦争映画の傑作には、”遠すぎた”映画だったようだ。
 
★★



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