JRさいたま新都心駅から徒歩3分の距離にあるさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)では、東京電力福島第1原発の事故を受け、福島県双葉町の町民約1800人を、受け入れ、仮の一時避難先だった同県川俣町から、バス約50台で移動を完了した。同じさいたま市に住むfpdにとっても、間接的ながら、役に立ててうれしく思う。
双葉町の人口は約6900人。町民の約4分の1が一度に移転。今回の避難では、町長や町職員のほか、町の災害対策本部も移動し、役所の業務を開始する。
町民はこれまでに被曝(ひばく)状況調査(スクリーニング)を受けたが、異状はなかったという。
埼玉県では、すでに16日夜から、さいたまスーパーアリーナでの避難者の受け入れを開始、これまでに避難者約550人を収容していた。毛布などは貸与しているが、食事は自主調達の状態が続いている。
しばらくぶりに、風呂に入れるなどで、よろこんでいた町民がおり、うれしい。
さいたまスーパーアリーナは、各種イベントが開催される大型スタジアムなどを擁し、
これまでに郷ひろみなどのコンサートなどが開催されている。