fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「普通じゃない」(1997、公開1998)</span>


 
普通じゃない」(原題: A life less ordinary)は、1997年のダニー・ボイル監督作品。
ボイル監督のハリウッド進出第一号作品だった。
 
ダニー・ボイル監督と言えば、記憶に新しいのが「スラムドッグ$ミリオネア」(2008)でアカデミー賞監督賞など多くの賞を獲得して有名。
 
ボイル監督は、ユアン・マクレガーとのコンビが多いようで、1996年には再びユアン・マクレガーを主演の「トレインスポッティング」が大ヒットし、イギリス映画史上最も興行収入をあげた作品のひとつとなった。
 
「普通じゃない」は、その翌年、マクレガー、キャメロン・ディアスホリー・ハンターなどが出演したドタバタ・クライム・コメディ。
 
天国の警察署にて、天使のオライリー(ホリー・ハンター)とジャクソン(デルロイ・リンド)は、署長ガブリエル(ダン・ヘダヤ)からある命令を受けた。
 
それは、わがままなお嬢様セリーン(キャメロン・ディアス)と、その父ナヴィル(イアン・ホルム)の会社で清掃員をしているロバート(ユアン・マクレガー)をくっつけるということであった。
 
オライリーとジャクソンの策略で、ロバートは仕事をクビになり、ガールフレンドにもふられ、車も没収されてしまう。怒りが頂点に達したロバートは、社長ナヴィルのオフィスに乱入、そこにいたセリーンを誘拐して山小屋へと逃げた。
 
しかし山小屋では、完全にセリーンのペース。身代金交渉の電話でしどろもどろのロバートに、要領を教えるのもセリーンだった。ふたりは仲良くなり、カラオケでデュエットもした・・・(HPより)。
 

キャメロン・ディアスは、あまり好みのタイプの女優ではないが、この映画では、ダンスを踊ったり、スタイルのよさを見せて、チャーミングだった(笑)。平気で、銀行強盗をしたり、外見に似合わず過激なアンバランスが魅力。
 
キャメロンの映画では「メリーに首ったけ」「チャーリーズ・エンジェル」など、明るいコメディ・タッチの映画で、コメディエンヌの役柄は、いい。
 
アメリカ映画でも、最近は、といっても「シックス・センス」などあったが、亡くなった人間が、現在に現れて・・・という映画が多い。クリント・イーストウッドの新作もそうだ。
 
気楽に見られるという点では、「普通じゃない」は、確かにストーリーは”普通ではない”が楽しめた(笑)。
 
★★